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シリア難民への支援物資を配付しています

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初めて届いた支援――食料、毛布、生活用品、何もかも足りません

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支援物資を受け取り、「(逃げる時)何も持ち出せなかった。親切にありがとう」「外国から支援に来てくれてありがとう」と何度もお礼を言う方たちの姿が。中央はAARの山本祐一郎(2014年10月22日、トルコ・スルチュ)

武装組織「イスラム国」の攻撃により、この1ヵ月に約19万人という大量のシリア難民が、シリア北部アインアルアラブ(クルド名コバニ)からトルコに避難しています。国際NGOのAAR Japan[難民を助ける会]は、現地で難民の方たちの状況を調査するとともに、支援物資の配付も開始しました。

これまでの調査で、難民キャンプに入っていない方たちには、ほとんど支援が届いていないことがわかりました。そこで10月22日は、トルコ南東部のシャンルウルファ県スルチュ郡の4つの村で、キャンプ外で暮らす50世帯(約300名)を対象に支援物資を配付しました。内容は以下のとおりです。


食糧(豆、米、パスタ、油、砂糖、塩、お茶など)、毛布、衛生用品、生活用品


これらの村には政府などからの支援が届いておらず、住民が衣類や食料を分け与えて何とかしのいでいた状況です。一方で、10月20日に難民キャンプで行った調査でも、小さなテントと最低限の食料は提供されているものの、急増する人数に対してあらゆる物が足りていない状況が明らかになっています。
シリアからの難民のさらなる増加と、避難生活の長期化が予想されています。多くの子どもを含む難民の方々が、十分な食料も着替えもないまま、今日を必死で生きています。AARは引き続き、現地協力団体のSTL(Support to Life)とともに、支援を実施してまいります。緊急募金へのご協力を、どうかお願いします。

今後の活動についてはホームページ等で随時ご報告してまいります。

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【このプレスリリースに関するお問い合わせ】

担当:野際・山田
TEL:03-5423-4511

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