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アンゴラでは、1975年のポルトガルからの独立以降、2002年まで続いた内戦により、45万人もの難民が国外に流出しました。2002年4月の停戦を受け、難民を助ける会はアンゴラ難民の母国帰還を支援するため、調査を実施。2003年11月、首都ルアンダに事務所を開設しました。
約4年にわたる現地での活動の後、2007年10月始め、事務所を閉鎖。現在は、事業を現地のNGOに引継ぎ、彼らの活動を支援しています。アンゴラを支援する数少ない日本のNGOとして、今後もアンゴラでの活動を応援してください。
■地雷回避教育
アンゴラには、推定800万個もの地雷が埋設されていると言われ、地雷が人々の生活に深刻な影響を与えています。コンゴ民主共和国と接するルンダスル州は、地雷や不発弾の汚染が深刻であるにもかかわらず、難民を助ける会が活動を始めるまで地雷対策活動がほとんど行われていませんでした。
難民を助ける会は2004年9月からプロジェクトを開始。地雷や不発弾から身を守るための教育(地雷回避教育)を行うと同時に、住民から地雷・不発弾の埋設情報を集め、この情報を提携する地雷除去団体に提供することにより、地雷除去を促進してきました。このプロジェクトは徐々に活動地域を広げながら、2007年8月まで3年間実施してきました。
2007年9月からは、これまでパートナー団体として共に活動を実施してきた現地のNGO(CAPDC)にこの活動を引き継ぎました。難民を助ける会はこの地域で地雷対策が持続的に実施されるよう、この現地NGOを今後も支援していきます。
「アンゴラ共和国ルンダスル州における地雷回避教育事業」外務省完了報告書
「アンゴラ共和国ルンダスル州における地雷回避教育事業」外務省会計報告書
「アンゴラ共和国ルンダスル州における地雷回避教育事業」外務省モニタリング報告書
(事業実施期間:平成18年8月21日 〜 平成19年8月20日)
地雷回避教育の様子
人形劇を使った地雷回避教育の様子です。太鼓のリズムに誘われて、多くの人々が参加しました。
■帰還民支援活動
内戦中隣国に逃れていた人々が2004年の停戦後、母国アンゴラに続々と帰還してきました。帰還民の多くは言語の問題や深刻な職不足などにより現在でも社会的・経済的に困難な状況で生活しています。
難民を助ける会は、帰還民が多く暮らすモシコ州ルエナにて、2006年から帰還民のための活動を行う帰還民自身のグループを調査し、2007年5月より帰還民が技術習得を行うためのトレーニングセンターを運営する帰還民グループ(PAEVT)への支援を開始しました。現在は、30名の帰還民女性が6ヵ月間の裁縫コースに参加、日々技術習得に励んでいます。
裁縫技術の習得に励む帰還民の女性たち
技術を身につけることで、経済的な自立の一助となります。
■マラリア予防(2006年7月に終了)
内戦中に地方から避難してきた人びとが密集して暮らす、首都ルアンダの貧困地区。ここでは、生ゴミと溜まった雨水が原因で蚊が発生しやすくなっています。蚊は窓のない暗い家に住む人々を襲い、アンゴラの子どもの死亡原因第一位であるマラリアを媒介します。難民を助ける会は、地域の病院と協力し、住民にマラリアの予防知識を普及し、特に妊娠中の女性に蚊帳を配布しました。
マラリア予防キャンペーンで配布された蚊帳を使う母と子
各家庭をまわって予防教育を実施しました。
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