難民を助ける会の活動
緊急支援
障害者支援
地雷対策
感染症対策
啓発

障害者支援

難民を助ける会では、設立時から、難民の中でも特に弱い立場にある障害を持つ人々を支援してきました。
障害を持つ人々の経済的・精神的・社会的自立を支援する活動を通じて、障害者権利条約にある、「障害があってもなくても、共に支えあうことのできる」社会の実現を目指しています。

活動内容

理学療法とリハビリテーション治療

障害をもつ幼児に歩行訓練のための装具をつけています。

アフガニスタン北部では、地雷や小児マヒ(ポリオ)などによる障害者のための、2つの理学療法クリニックの運営を支援しています。
タジキスタンでは、障害者のリハビリテーションを専門に行う病院の診療機能の強化を通じ、障害者への医療サービスの向上を図っています。
ラオスでは、障害児のリハビリテーション施設「バンセンスックセンター」を支援しています。

車イスの製造と配布支援

難民を助ける会から車イスを受け取り喜ぶラオスのブンチャンくん(9歳)

ラオスでは、ラオス政府と協力して車イス工房の運営を支援しています。一人ひとりの身体や生活に適した車イス作りを目指しています。工房ではスタッフとして障害者を雇用・育成しています。移動を補助する器具を提供することにより、障害者がより積極的に社会に関わっていけるように支援しています。
カンボジアでは、車イス製造と配布を行う現地NGOを支援しています。

職業訓練学校の運営

ミャンマー(ビルマ)の職業訓練校で洋裁の技術を学ぶ訓練生たち

ミャンマー(ビルマ)では、障害者のための職業訓練校を運営しています。美容・理容や縫製の技術を身につけるほか、読み書きや栄養知識、保健衛生、人権などといった社会生活に役立つ知識を学習など包括的なプログラムを通して訓練生が自分に自信を取り戻し、経済的・社会的に自立した生活を送れるように支援しています。

カンボジアでは、障害者のための職業訓練を行う現地NGOを支援しています。
タジキスタンでは、地雷被害者とその家庭の生計支援のため洋裁を指導しています。

CBR(Community Based Rehabilitation)地域に根ざしたリハビリテーション

自宅や学校にスロープをつけることも、大事なCBR活動の一環です。

障害があってもなくてもともに暮らしていくことのできる社会を築くためには、地域の人々自身による活動が欠かせません。その地域に住む人々が主人公となって活躍するアプローチがCBRです。難民を助ける会も、2009年からミャンマー(ビルマ)で、障害自助組織の活動支援、ユニバーサルデザインの推進、生計支援活動を含む、地域に根ざしたリハビリテーション(CBR)事業を実施しています。

緊急災害時の障害者支援

サイクロンで被災した障害児に緊急支援物資を配布する難民を助ける会の野際(右)

地震や大津波などの自然災害や、紛争などの緊急時には、途上国の障害者は、支援のみならず情報も得にくい状況にあります。これまで、難民を助ける会では、災害が発生した直後から、障害のある人にも、そうでない人にも、必要な情報や緊急支援物資を、迅速かつ確実に届けています。また、車イスや松葉杖の提供など、固有のニーズに対応した支援も行っています。

国内外の会議への参加

第一回ミャンマー障害自助組織ネットワーク会議に参加した難民を助ける会のメンバーたち。

難民を助ける会は、地域レベルで開催される障害者の権利や自立を促進するための国際会議等に参加し、現場での活動経験の共有や各国政府への政策提言を行っています。

障害児の里親プログラム

ミャンマーの子どもの未来(あした)プログラム

ミャンマーでは、不十分な福祉制度や専門家の不足などから、障害を持つ子どもたちは過酷な条件のもとで育っています。子どもたちが適切なリハビリ訓練や算数・ビルマ語などの教育プログラムを受けて自分の可能性を発揮し、少しでも社会に適応していけるように「ミャンマー子どもの未来(あした)プログ ラム」を実施しています。

2009年

スリランカの障害者や地雷被害者への車イスや松葉杖の供与を実施

2008年

ミャンマー職業訓練校を現地スタッフのみで運営

アフガニスタンのクリニック事業をスウェーデンのNGO・SCAに移行

ラオスで障害児のための福祉施設「バンセンスックセンター」の支援を開始

2007年

タジキスタンで障害者家庭の栄養改善と収入創出を目的に養蜂事業を開始

NGOカンボジア・障害者のための職業訓練校でITコースを開始

アフガニスタンのカラフガン郡クリニックで女性診療科を開設

2006年

ミャンマーで障害者による栄養改善事業を実施

タジキスタンで地域住民への健康改善事業を開始

カンボジアへのスタディツアーを実施

カンボジアでの職業訓練校と車イス工房の事業を、2つの現地NGOとして登録

2005年

アフガニスタンのホジャガ郡クリニックで女性診療科を開設

タジキスタンで障害者連盟の強化支援事業を開始

2004年

タジキスタンで医療機材を供与

ラオスでJICAの草の根技術協力事業として車イス普及支援を開始

2003年

タジキスタンの障害者連盟が行う食糧支援計画に必要な農機具(トラクター、ミニコンバイン、小麦粉)を供与

タジキスタンの障害児施設に暖房器具を供与

タジキスタンでヘルスセンター再建支援を開始

2002年

アフガニスタンにて、地雷被害者やポリオ患者などのためのリハビリ施設を2ヶ所開設

2001年

ミャンマーにて、障害児への里親プログラム「ミャンマー子どもの未来(あした)」を開始

2000年

ミャンマーにて、障害者の職業訓練校を開設

1999年

ラオスにて、NRC(国立リハビリテーションセンター)内の車イス工房の再建(国際協力事業団の委託事業として実施)

1994年

同障害者支援センター内に車イス工房を設立

1993年

カンボジア首都プノンペンにて、キエンクリエン障害者支援センター(職業訓練校)を設立

1991年

カンボジア・タイ国境キャンプ サイトⅡにて職業訓練を開始

1989年

カンボジア・タイ国境キャンプ サイトⅡにて車イスを配布

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