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東日本大震災:全国から集まった2,149個のチョコレートとまごころを被災地へ

2012年02月29日  日本緊急支援
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岩手県、宮城県、福島県の仮設住宅や福祉施設、保育園などへ

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「チョコレートと応援メッセージをありがとう!」相馬保育園の子どもたち(2012年1月26日 福島県相馬市)

難民を助ける会では、ご購入いただいたチャリティチョコレート(1箱500円税込)に直筆の応援メッセージを添えて東日本大震災の被災地におくる、「まごころキャンペーン」を実施しています。2012年2月21日までに全国から2,149個のお申し込みをいただき、岩手県、宮城県、福島県の仮設住宅や福祉施設、保育園、幼稚園などに、チョコレートと応援メッセージを順次お届けしています。以下は、難民を助ける会仙台事務所スタッフからの報告です。

「メッセージをおくる方と、受け取る方の想いが繋がるのを感じました」

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チョコレートに添えられたメッセージを受け取りに、車いすを使うのももどかしく、這って玄関先まで出てきてくださる方も。左は難民を助ける会の大松修司(2012年2月4日 宮城県仙台市「小国の郷」にて)

2012年2月4日、社会福祉法人祥心会が運営する知的障害者とそのご家族向けのケア付き仮設住宅「小国の郷」へ、まごころキャンペーンで全国より集まったチャリティチョコレート42個とメッセージをお届けしました。「小国の郷」は、単身の障害者向けグループホーム2棟と、そのご家族向けの40戸があり、24時間体制で職員が常駐しています。しかし、ここは行政が建てた仮設住宅ではないため石巻市の越冬対策支援の対象から外れ、職員の方が市と交渉の末、やっとヒーターなどが届いたばかりです。また仮設住宅といってもコンテナでできているため、一般的な仮設住宅よりもさらに狭いスペースの中で、障害者とそのご家族が生活されています。

そんな中、メッセージを添えたチョコレートをお届けするために各戸のドアをノックすると、事前にお知らせしていたこともあり、待ちかねていたように皆さんが飛び出してきてくれました。まるでサンタクロースになったような気分でした。そして、メッセージカードの意味を説明すると、障害があるためうまくしゃべることはできないながらも、感謝の意を表すかのように、皆さん積極的にカメラに笑顔を向けてくださいました。「まごころキャンペーン」で集まったチョコレートの配付を通じ、支援する方のまごころと、被災された方の感謝の気持ちが繋がったように感じました。 (仙台事務所 大松 修司)

海の男たちも、思わずにっこり

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一つひとつ違う応援メッセージを読み、笑顔が広がる漁師の皆さん。中央は難民を助ける会の小笠原裕子 (2012年2月14日 宮城県東松島市)

2012年2月14日、バレンタインデー当日に、宮城県漁業協同組合宮戸支所の皆さまに応援メッセージとチョコレート60個、そして防寒具をお届けしました。宮戸支所では、行政の手を借りず、地元の漁師さんが瓦礫の撤去をすべて自力で行い、壊れた船を修理し、定置網による漁業を昨年末から再開。力を合わせて1歩ずつ前に進んで来られました。
私が伺ったのは、そんな漁師の皆さんがちょうど船で沖から戻られたところでした。難民を助ける会が支援した漁業用の作業着を着て颯爽と船から降りた皆さんに、チョコレートを手渡しました。「必ず春は訪れます」「遠く離れた地から応援しています」など、1つひとつ違うメッセージを、漁師の皆さんは「そうだよな」「嬉しいね」などと言いながら読んでくださいました。
被災地を想い、心の込もったチョコレートを、復興に向かって歩む方々へ届けることができ、私も本当に嬉しく思いました。宮戸支所のある東松島市は沿岸部のため仙台市内に比べ気温が常に1~2度低い上、風を遮る場所がないためさらに寒く感じますが、そんな中でも心と身体があたたかく感じられる活動でした。(仙台事務所 小笠原 裕子)

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津波で家を流されたり職を失い、仮設住宅で暮らす方々。皆さまのまごころをお届けするとぱっと笑顔に(後列左から難民を助ける会の佐藤洋海、同3番目・日野杉晴香 2012年2月11日 岩手県釜石市 仮宿集落公民館にて)

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就学前児童とその保護者の子育て支援センターで。チョコレートに添えられたメッセージを一つひとつ読みながら、お母さんたちは「ありがたいです」と感激していました(後列左は難民を助ける会の及川亮 2012年2月22日 岩手県陸前高田市)

ご協力くださったすべての皆さまに心より御礼申し上げます。難民を助ける会の「まごころキャンペーン」は2012年3月末まで実施しています。詳細はこちらをご覧ください。引き続きご協力をお願いいたします。

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