タジキスタン

AAR Japan[難民を助ける会]は、2001年9月に発生したアメリカ同時多発テロに続く米英軍によるアフガニスタン空爆後、国外へ逃れたアフガニスタン難民への支援を実施するため、2001年11月、タジキスタンの首都ドゥシャンベに事務所を開設しました。
タジキスタン・パキスタンの国境付近で難民支援を行う中で、タジキスタンの人々の厳しい生活を目の当たりにし、タジキスタン国内で医療支援や障がい者支援を開始しました。

タジキスタンでの活動内容

障がいの有無に関わらず共に学ぶ

地元の学校に開設された支援学級で学ぶ自閉症の子どもたち(2014年6月)

タジキスタンでは、障がいのある子どもは国内に14ヵ所ある障がい児を対象とした寄宿学校で教育を受ける体制が続いています。しかし、その定員数は限られており、また、寮生活に抵抗を感じる保護者もいるため、障がいのある子どもたちの多くが社会との接点を持てないまま自宅で過ごしています。

そこでAARは2014年1月から、障がいの有無に関わらずすべての子どもが地元の学校で、それぞれの特性や障がいに応じた配慮を受けながら学ぶことができるよう、新たな活動を実施しています。

この活動は皆さまからのご寄付に加え、外務省日本NGO連携無償資金協力の助成を受けて実施しています。

活動の詳細

障がい者自立支援

首都ドゥシャンベには、国内の障がい者支援の拠点となる「タジキスタン障がい者連盟」の本部があります。AARでは2011年から2012年にかけて、この当事者団体の施設を利用し、障がい者やその家族を対象とした職業訓練(洋裁コースと調理コース)を継続的に開催しました。また、AARは、ドゥシャンベの最高級ホテルと協働し、実際にホテルの厨房を使って実習をしました。そしてその中から1名は、ホテルに職員として採用されました。
この他、定期的に販売会を開催したり、国際機関が主催するイベントに参加して職業訓練生が作った品を販売しています。

2012年からは、同連盟の施設とタジキスタン視覚障がい者連盟の施設を活用して、新たに美容コース・マッサージコースを開きました。マッサージコースは、特に視覚障がい者に需要があります。このような活動を通し、障がい者が生計をたてられるようになり、障がい者と地域住民の交流が深まることを目指しています。

これらの事業は、日本国際協力財団、フェリシモ地球村の基金、連合・愛のカンパからのご支援を得て行いました。

この活動は2014年2月をもって終了しました。皆さまのご支援に改めて御礼申し上げます。

活動の詳細

車いす製造・普及事業

AARは、タジキスタンで車いすの普及率を上げ、障がいのある方々の社会参加を促進するため、2011年10月より南西部のバクシュ郡にある車いす工房「ディルショッド」を支援しました。
ディルショッドは国内で唯一の車いす工房として2000年に設立されましたが、技術や設備の不足のため、近年の製造台数は年間数台と低迷していました。AARはまず、老朽化していた工房の建物を修理し、必要な器具の提供や発電機の設置を行いました。その後、車いすの設計から製造までを一人で行うことができる南廣行専門家を日本から派遣し、技術的な指導を行っています。工房職員の技術力を高め、自力で利用者それぞれのニーズに合った車いすを生産し、メンテナンスまでできるようになってもらうことを目標にしています。

この活動は2012年11月をもって終了しました。皆さまのご支援に改めて御礼申し上げます。

この活動は皆さまからのご寄付に加え、外務省日本NGO連携無償資金協力の助成を受けて実施しました。

活動の詳細

医療支援

首都ドゥシャンベにある病院の建物を補修し、あわせて医療機材の供与と、日本人専門家によるリハビリテーション講習を実施しました。この活動は2010年10月に完了しました。

活動の詳細

2014年 ドゥシャンベ市における障がい者のためのインクルーシブ教育推進事業(2014年10月28日終了)

2012年

タジキスタンにおける障害者のためのリハビリテーション改善事業(2013年12月終了)

2011年

ハトロン州および政府直轄地域(西部4地区)における車いす製造・配付強化およびヒッサール国立障害児寄宿舎学校施設修繕事業(2012年11月終了)

2010年

ドゥシャンベ市における障害者連盟の機能強化を通した障害者支援事業(2011年10月終了)

障害者リハビリテーション総合病院の機能強化による障害者医療サービス向上事業(2010年11月終了)

2008年

ラシュト地域住民の医療環境改善事業(2009年2月終了)

2007年

ガルム郡、ダビルダラ郡障がい者団体能力強化支援プロジェクト(2008年6月終了)

2006年

タジカバード郡・ジルカダル郡障がい者連盟強化支援プロジェクト(2006年7月終了)

ヌラバード郡(旧称:ダルバン郡)地域住民の健康改善プロジェクト(2006年9月終了)

2005年

ラグーン郡中央病院への医療機材の供与プロジェクト(2005年2月終了)

2004年

ダルバン郡ヘルスセンター建物再建支援(2004年7月終了)

タジキスタン障がい者連盟ガーム郡支部及びダルバン郡支部への農機具支援(2004年4月終了)

2003年

国立障がい児特殊学級へ暖房器具と冬物衣類を提供(2003年4月終了)

外務省の日本NGO支援無償資金の助成を受け首都ドゥシャンベ市内の障がい者リハビリテーション総合病院に、超音波エコーと理学療法機材を供与(2003年 7月終了)

2002年

タジキスタン国内の障がい者施設、孤児院、老人ホームに日本政府提供の小麦粉、砂糖、食糧油を配付(2002年8月終了)

フランスのNGOであるACTEDと協力して、タジキスタン南部クルガンチャベ市周辺のコミュニティにおける衛生状況改善を支援(2002年8月終了)

2001年

ドゥシャンベ事務所開設

アフガニスタン・タジキスタン国境に逃れてきたアフガン難民への食糧配布支援実施

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