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活動報告
タイトル
蚊帳を使ってマラリアを予防し、元気で祖国帰還を
報告者
ザンビア・メヘバ事務所駐在員 高橋佳子
報告年月日
2004年2月
■雨季はマラリアの発生する季節
マラリア予防講習会の様子
マラリア予防講習会の様子
マラリア予防講習会では、蚊帳の使い方も説明しています。
(右は、高橋佳子駐在員)
ザンビアのメヘバに雨季がやってきました。農民であるほとんどの難民は、畑でとうもろこしやサツマイモの栽培に追われ、大人も子どもも朝から晩まで大忙しです。
農民にとっては恵みの雨ですが、喜んでばかりはいられません。この時期最も恐れる病気が発生しやすくなります。それは熱帯性マラリアです。
マラリアは、ハマダラ蚊という種の蚊が媒介し、人間の血液中にマラリア原虫を寄生させる伝染病です。熱帯地域に多く見られザンビアも汚染地域の一つです。雨季には蚊が大量に発生し、ここメヘバでもマラリア患者は後を絶ちません。特に妊婦や幼児がマラリアに罹ると生命の危険性が非常に高くなります。

■とにかく蚊にさされないことが一番の予防法
病気は治療するより、予防が大切です。マラリアに関しても同じで、とにかく蚊に刺されないことが一番の予防法なのです。
難民を助ける会では、難民の方々にマラリアの恐ろしさ、そしてその予防について知ってもらうために、昨年に引き続き「マラリア予防キャンペーン」を行っています。

■蚊帳の配付と、使い方の講習会を開催
蚊の活動が活発になる夜に蚊にさされないためには蚊帳の使用が最も有効な手段です。今年は、妊婦と1歳以下の赤ちゃんをもつお母さんを対象にマラリア予防についての講習と、合計2000張の蚊帳を配布しています。
1月6日現在、すでに1604張の蚊帳を配布しました。
難民を助ける会のスタッフが、予めメヘバ内の各クリニックに妊婦検診、小児検診で訪れたお母さんたちを登録し、その方々を対象にクリニックでマラリア予防や蚊帳の使用法について講習を行います。その後、お母さんたちに蚊帳と、蚊帳の取扱説明書を配布します。
ほとんどのお母さんたちは、蚊帳を使用したことがありません。難民を助ける会のスタッフは、実際にお母さんたちと一緒に蚊帳を広げ、使い方を教えます。難民を助ける会が配布している蚊帳は殺虫処理済みですから、非常に予防効果があります。
お母さんたちは、熱心にスタッフの講習に参加し、蚊帳を受け取ると口々にお礼を言い、とっても嬉しそうです。かわいい赤ちゃんを抱え、またこれから生まれてくる赤ちゃんが元気に育ってくれるよう、お母さんたちはマラリア予防に必死の思いです。
難民を助ける会のスタッフは、蚊帳をお母さんたちに配布した後、後日各家庭を訪問し、蚊帳が正しく使用されているか、またお母さんたちは講習で学んだ通りのマラリア予防に努めているかなどを確認します。

今年は、多くのアンゴラ難民が母国へと帰還する予定です。一人でも多くの人がマラリアに罹らず、元気で健康に母国へ帰れるよう願わずにはいられません。
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