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ミャンマー
(ビルマ)
・ラオス スタディツアー報告
難民を助ける会会員 篠原 勝彦
2004年4月
篠原勝彦さん(左)
雄大なメコン川がとても印象的だったそうです。
難民を助ける会では創立25周年を記念し、皆さまのご協力により運営している海外事業の様子を直接ご覧いただくためのスタディツアー(団長:柳瀬房子理事長)を、2月8日(日)〜14日(土)に実施しました。ミャンマーとラオスの2カ国を回り、難民を助ける会が運営または支援する障害者施設等の現場を訪問しました。
ご参加くださったのは、ご支援者の皆さまや「ミャンマー・心の未来(あした)プログラム」で知的・身体障害児をご支援くださる”里親”の方々など、計21名。特に、ご自身も車イスを利用される池弘恵さんや上野茂さん(車イス製造の専門家。ラオスでの車イス製造事業の指導者)などのご参加は、現地の障害者に大きな勇気を与えたと思います。本誌では、ツアー参加者で1995年以来の会員である篠原勝彦さんにご報告いただきます。
■ミャンマーでは民間で唯一の職業訓練校
難民を助ける会が運営する職業訓練校
カットモデル体験!
サニーちゃんの看板で出迎えてくれました。
訓練生の腕前はなかなかのもの。 カットモデルになったツアー参加者の白
柳さん
サニーちゃんの看板が出迎えてくれた難民を助ける会の職業訓練校は、ミャンマーでは唯一の民間の障害者訓練校です。
裁縫と理容美容の2コースがあり、3ヵ月半で課程を終えることになっていて、これまでに計291名が卒業しています。
理髪コースでは訓練生に指導者がつき、ほぼマンツーマンで指導をしています。要望があれば盲学校や僧院にも出向き、ヘアカットをしているとか。その腕前を自ら確かめたいと、ツアーメンバーから男女各1名がモデルに名乗り。丁寧で技術もしっかりしているとはモデルさんの評価でした。
裁縫コースでは右腕の肘から下を失った若い女性が、黙々とミシンに向かっていたのが印象に残りました。
里子とのご対面!
「里子」に会えて嬉しそうな「里親」の瓦林さん
■感動の対面・“里親”と“里子”
難民を助ける会が支援する障害児のリハビリテーション施設「エデン・ハンディキャップ・サービスセンター」も訪れました。ここでリハビリテーションによる身体の機能回復に励んでいるのは15歳以下の子ども(5〜6歳が多い)で、栄養失調の子どもや小児マヒ児も見受けられました。ツアー参加者の中にはこうした障害児の“里親”さんが3組おられ、それぞれの“里子”さんと対面。抱き上げほおずりし、話しかける感動の場面が続きました。
■初めて見る自転車風車イスに驚嘆
手こぎ式の車イス
手漕ぎ式の車イスにツアー参加者の酒井さんも早速試乗していました。
ミャンマーでの3日間の滞在を終え、ラオスの首都ビエンチャンへ。広い敷地のラオス国立リハビリテーションセンターには、工場や診療部、学校などいくつかの建物があります。工場は難民を助ける会が独立行政法人 国際協力機構(JICA)とともに支援してきた車イス工房です。
使う人の障害に合った車イス作りをモットーとするこの工房で目をひいたのは、自転車のようにハンドルがありながらペダルとチェーンがない手漕ぎ式車イス。何人か試乗してその性能にびっくり。工房の大傑作といえるものでした。
たまたま診療部に来ていた、ハンセン病で右脚を切断したラオス人女性が、近くこの車イスを受け取ることになっていて、「難民を助ける会のおかげで野菜を売りに行ける」と顔いっぱいに喜びを表していました。
ツアーを終えた今、これからも恵まれない方々のために微力を尽くそうと思っています。百聞は一見に如かず。ツアーに参加できたことを感謝しています。
ツアー参加者と訓練生との懇談会
ミャンマーでは、ツアー参加者と職業訓練生の障害者たちとが懇談する機会が設けられました。車イス製造の専門家で自身も車イスを利用する上野茂(有)大分タキ会長(写真右・隣は惠子夫人)の話に、訓練生たちは熱心に耳を傾けていました。
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