■車椅子普及事業に心強い味方が増えました
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難民を助ける会が車椅子を配布する家庭を訪れるジョアナさん(右)
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時間を見つけてはどんどん障害者の家庭に足を運びます |
難民を助ける会がラオスで行う車椅子普及事業では、今年の2月よりイギリス人の作業療法士・ジョアナ・ペレイラさんを起用しています。
今後2年間、私たちの事業に加わることになりました。
当面の任務は、車椅子を提供する障害者一人ひとりを査定する技術の改善です。
査定といっても、単に障害者の身体の寸法を測るだけではありません。身体にどんな残存機能があるか、それを日々の生活にどう活かせるか、そして車椅子をどう使えば良いかなどを総合的に診断するのです。
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障害者の方とともに
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| アジアで働くのが夢だったという彼女。毎日ラオス語を学んだりスタッフと会話するのが楽しいそうです |
■ジョアナさんにインタビューしてみました
Q1. ラオスの身体障害者たちが置かれた社会環境についての第一印象は?
ジョアナ:「赴任してから2ヶ月間、折を見て障害者たちの自宅を訪ねてきました。
彼らが自立するにはラオスには社会のさまざまなレベルで物理的、精神的なバリアが数多く存在すると感じます。
その一方で、肯定的な面として核家族化がそれ程進んでいないため、家庭の中では親類、家族ぐるみで障害者を支えることができているのはよいことですね。」
Q2. あなたの経験は、この車椅子事業にどう役立つと考えますか?
ジョアナ:「私の専門は総合的なリハビリテーションを目指すものですので、障害者の自立を支援する一要素として車椅子提供を捕らえます。言い換えれば、ただ一人ひとりの体形や寸法に合った車椅子を目指すのではなく、一人ひとりの人生設計にあった車椅子を目指すべきだと思います。」
Q3. ラオスで障害者支援のために働く場合の壁は何であると思いますか?
地域でのリハビリテーション施設の不足、情報や教育へのアクセス、就業やレジャーの機会などなど、障害者にとってのバリアが多いです。他の障害者支援団体とも連携を図り、こうしたバリアを少しでも取り除いてくことにチャレンジしたいと思います。
Q4. ラオスで仕事や生活をする上で、楽しみなことは何ですか?
ラオス人スタッフとの関係作りやラオス語の勉強は楽しんでいます。仕事では、身体障害者が何が出来ないかではなく、何が出来るかに着目して、彼らの自信を生むことに貢献できれば嬉しく思います。余り意気込むことなく、先ずは訪ねる一つひとつの家族と一緒に、じっくりと取り込んでいきたいです。
一般にヨーロッパでは、理学療法士や作業療法士といった職業の歴史は古く、特にイギリスの両療法士は質が高いと言われています。今後の彼女の活躍を期待しています。
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