■第7回アジア・太平洋地域エイズ国際会議(7th ICAAP)とは
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難民を助ける会ブースの様子
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| ザンビアでのエイズ対策事業のパネル展示などを行いました |
2年ごとにアジア各国で開かれるアジア・太平洋地域エイズ国際会議ですが、日本における開催は1994年の横浜会議以来、11年ぶり。今回は、「科学とコミュニティの英知の統合」というテーマで開催されました。アジア太平洋諸国はもとより、アフリカやヨーロッパからもNGOをはじめとした団体、個人の参加があり、合計で2700人以上の参加者が集まりました。
■難民を助ける会もブース出展
2004年度よりザンビアでエイズ対策事業をはじめた難民を助ける会もブースを出展しました。会議参加者はもちろん、会議ボランティアの方々や3日の一般公開日には市民の方々など、多くの人に難民を助ける会の活動を紹介することができました。(難民を助ける会のザンビアにおけるエイズ対策活動の詳細はこちらをご覧ください)
■深刻なアジア太平洋地域の現状
世界人口の6割を占めるアジア・太平洋地域には、2004年時点で世界中のエイズウィルスに感染している人の19%がこの地域に住んでいると推定されています。地域におけるエイズウイルス感染率はアフリカと比べると低い水準にありますが、アジアにはインドや中国など人口が多い国が多いため、感染率が低くても感染者数が非常に大きくなる傾向があります。
■岐路に立つアジア、日本
現在、アジアは日本を含めて、岐路に立っているといわれています。今、予防やケアなどで適切な対策をとれば、エイズウィルスの感染を減少させ、状況を改善させることができます。その反面、もし、「現状どおり」の対策だと感染者が爆発的に増える恐れがあり、将来的には、今のアフリカ南部のような危機的状況になる危険もあります。20年前、現在のアフリカ南部における危機的な状態を予想できた人は誰もいなかったのです。
日本は、先進国の中で唯一、エイズウイルスの感染報告数が継続的に増えつづけている国です。今年は累計報告者数が1万人を突破しました。エイズに対する意識も、会議に参加していた各国と比べるとまだまだ遅れています。政府をはじめ、ひとりひとりの意識を高めていくのも、重要な課題です。 |