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活動報告
タイトル
パキスタン地震 緊急支援最新情報
報告年月日
2006年3月(2007年6月更新)
難民を助ける会では、2005年10月8日にパキスタン北部で発生した大地震を受け、東京とアフガニスタン・カブールよりそれぞれスタッフを派遣し、テントや毛布、ビニールシートなどの緊急支援物資の配布を行いました。
現在は、北西辺境州のガリハビブラ周辺地域にて、現地パートナー団体であるNCHDと共に給水設備の復旧及び整備支援を行なっています。
【モニタリング報告はこちら】パキスタン地震 緊急支援活動モニタリングおよび評価報告
■地震発生直後からスタッフが現地入り
カブールよりパキスタンへ向かうトラックの前で
サッチャ村の全壊した小学校
周囲の建物でまともに残っているものは、ほとんどありませんでした
パキスタンでは2005年10月8日、北部にて発生したマグニチュード7.6を超える地震によって、死者7.3万人以上、負傷者10万人以上が発生したとされています。

被災地の惨状については、こちらもご覧ください
■地震発生からの難民を助ける会緊急支援状況(日付をクリックすると詳細をご覧いただけます)
10月8日(土)
パキスタン北部にてマグニチュード7.6の地震が発生。
東京本部より、紺野誠二事務局員を現地へ派遣。
アフガニスタン事務所より、大西清人事務局員を現地へ派遣。イスラマバードにて、国連による支援調整会議への出席、また大使館や現地の団体から被災状況について調査を実施。
イスラマバードにて、国連による支援調整会議への出席、複数の現地団体から被災状況について聞き取り調査を実施。またラワルピンディにて、日用品や衣料品など支援物資調達の可能性について調査を実施。
アボタバード及びマンセヘラにて、被災状況を調査するとともに被災者支援活動の状況について情報収集を実施。
マンセヘラにて、現地の団体とのミーティング後、ジャボリ、及びサッチャの被災状況を調査。
イスラマバードにて、関連団体とのミーティング後、支援物資を確認。ムザファラバード周辺地域の被災状況についての情報を収集。イスラマバードから現地の協力団体と共に、ムザファラバード近郊の村々、及びシャングラ地域へ支援物資を発送。アフガニスタンの首都カブールにて、支援物資を追加調達。
イスラマバード、及びラワルピンディにて支援物資の調達と確認作業
被災地サッチャ村などの被災者500世帯への支援物資の手配と配布
〜11月
ムザファラバード、スワット近郊にて、パラシュート型テント、毛布、ウォータークーラーを約1300世帯に配布
12月
バリ・ハビブラ周辺にて簡易住居用トタン屋根を約250世帯に配布
2006年10月から
北西辺境州ガリハビブラ周辺にて給水設備の復旧と整備支援
■一刻も早く支援物資を
カブール事務所より物資を積み込むスタッフたち
カブール事務所より物資を積み込むスタッフたち
「一刻も早くパキスタンへ!」
パキスタン北部は12月には積雪が1〜2mにもなる山岳地域で、地震発生後も、寒さは日に日に厳しさを増します。
しかし、幹線道路から離れた場所には、全く支援が届いておらず、日々の生活すら厳しい環境に置かれた人々を支援するために、一刻も早い支援物資の配布が必要です。

■テント、毛布などを配布

トラックに群がる人々
物資を積んだトラックに群がる被災者たち
現地団体SPADO(*1)を通じて、2ヵ所の村で以下の物資を16日に配布しました。

・ムザファラバード近郊のガリ・トパタ村
・スワット近郊のシャングラ村
【配布物資】 両村へあわせて
        パラシュート型テント 300枚
       毛布 250枚
       ウォータークーラー 600個

配布場所へ通じる道路は、地震によるがけ崩れなどで通行止めとなっており、約45人の現地ボランティアが、 支援物資を肩にかつぎ、2〜3時間の道のりを歩いて物資を届けました。
配布場所の一つであるシャングラ村へは、イスラマバードから車で14時間かかります。
当初は、大型トラックで、出来るだけ多くの物資を被災地に運ぶことを計画していましたが、土砂崩れなどで道路状況が 非常に悪く大型トラックでは、通行できないということで、やむなくワゴン車を利用して、被災地を目指しました。 しかし、ワゴン車を利用しても通行できない場所もあり、最後は2〜3時間くらいかけて、物資を担いで被災地へ物資を運びました。

*1:Sustainable Peace & Development Organization

村に向かうまでの道のり トラックとSPADスタッフ
村に向かう道のり
SPADOスタッフ
大型トラックは通行できず、小さいトラックがやっと通れる状態でした 50人近くの現地ボランティアの協力も得ながら配布を行いました

■生活用品や、ビニールシートも配布

全壊した建物
サッチャ村中心地の様子
ほとんど全ての建物がガレキの山になっています

また、現地団体NCHDと協力し、サッチャ村、デブリ村で、生活用品の配布を行ました。
これらの地域では、ほとんどの建物が倒壊している状態にも関わらず、支援が届いていない人々が大勢います。寒さを凌ぐ毛布やビニールシート等を求める人々の声と現地調査の結果を踏まえ、生活必需品を至急手配し、配布しました。
物資は、イスラマバードの西に位置する都市ラワルピンディにて調達中ですが、支援物資の高騰、品薄が発生しているため、アフガニスタン・カブール事務所とも連携し、アフガニスタンなどの周辺国からの調達も行いました。

物資調達の様子 トラックとSPADスタッフ
物資調達の様子
被災者の女の子
イスラマバード西部の都市ラワルピンディで支援物資を調達する紺野誠二(右) 「地震が怖くて学校に行けない」と不安を話してくれました
■サッチャ村などでも支援物資を配布
支援物資を積んで被災地へ向かうトラック10台
トラック10台に支援物資を積み、被災地へと向かう
すべてのものが不足しているので、今回は食糧だけでなく幅広く生活物資を調達
500世帯分の支援物資を調達し、10月22日早朝マンセラを出発。山間部で道が悪いことから、小型トラック10台に分けて積載しました。昼過ぎ、現地団体NCHDやパキスタン軍の協力も得て、無事被災者への配布を終了しました。
紺野誠二事務局員からの詳細報告はこちらをご覧ください

【配布地域】マンセラ北部のサッチャ村、ミルバート村、デボリ村
【配布物資】3村へあわせて 約500世帯分
        ビニールシート(臨時テントとして利用可能です)
        食糧(米、砂糖、豆、即席スープなど)、台所用品(お皿、コップなど)、衣料品(肌着など)等、生活必需品(細かい内訳はこちら)
 
物資を受け取り喜ぶ家族
「日本のみなさん、ありがとう」
支援物資を受け取り喜ぶ被災者家族。それでも大所帯にはまだまだ足りません
■マンセラ北部のサッチャ村、ミルバート村、デボリ村で配布した物資一覧
1世帯分の配布物資内訳
食料品 ナツメヤシ(1キロ)、レーズン(2キロ)、米(10キロ)、豆(2キロ)、ガラムマサラ(250グラム)、唐辛子(250グラム)、ターメリック(250グラム)、お茶(500グラム)
台所用品 お皿(3枚)、ポット、コップ(4つ)、お玉
衣料品 女性用・男性用・子供用肌着(各8セットずつ)
その他 燃料(2.5リットル)、マッチ(10箱)、ろうそく(12本)、バック、ビニールシート(4mX3mサイズ1枚)、ロープ(10mx2本)
■給水設備の復旧支援も
破損した給水施設の復旧及び整備支援をパキスタンの団体であるNCHD (National Commission for Human Development)とともに、北西辺境州ガリハビブラ周辺で行なっています。
(詳しくはこちらをご覧ください。
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