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ラマダン(断食月)の中で、緊急支援物資の荷造りを
パキスタン地震支援担当(アフガニスタン・カブール事務所駐在員)
宮崎 巧治
2005年10月
難民を助ける会では、10月8日にパキスタン北部で発生した大地震を受け、東京とアフガニスタン・カブールよりそれぞれスタッフを派遣し、支援活動を行っています。以下は、10月17日にカブール事務所から被災地入りした宮崎巧治駐在員からの報告です。
■緊急支援の荷造り開始
荷造りをする現地スタッフと紺野誠二
13人の現地の協力者と共に、500世帯分の支援物資の荷造りを行います
17日の夕刻、アフガニスタンのカブールよりイスラマバードに到着した。空港に待機するヘリコプターの群れ、港内に積み上げられた援助物資の山を見て、被害の実感を持つ。
パキスタン到着の翌日。腹が減っても戦はする、というのがこの一日。
断食月(ラマダン)の真っ最中に、被害深刻なマンセラ近辺に届ける緊急物資の荷造り開始。
■水も口にせず、作業に没頭する現地スタッフ
鍋などの生活用品も配布
今後の生活も考えると、鍋などの調理器具も必要だ
前日までに、紺野誠二東京事務局員、大西清人アフガニスタン事務所駐在員の二人が、イスラマバード西部の都市ラワルピンディを駆けずり回って調達した物資を1世帯分にまとめて一つにまとめていく。
1世帯分には、米、豆、砂糖などの食料品から、お皿、コップなどの台所用品、下着などの衣料品、
アフガニスタンで調達したビニールシート
などがセットになっている。
配布予定の500世帯分のうち、最低でも300世帯分を作るのがノルマだ。パキスタン人の協力者13人を集め、朝7時30分に作業を開始する。
最初は威勢の良かった現地スタッフたちも、昼が近づくにつれ、少しずつ断食のボディブローが効いてくる。口数が減って、手の動きが明らかに鈍くなってゆく。僕は隠れて昼飯をいただく。せめて隠れて取るのが礼儀だ。
水さえ飲まずに何とか作業続行する彼らにひそかに敬意を抱く。とはいえ表向き、仕事はしっかりしてもらう。
■被災地にパキスタン人の想いが届きますように
430世帯分の作業が完了しました
想いが被災者に届きますように
夕刻5時30分。夕方の礼拝と夕食の時間。現地スタッフはいそいそとお祈りと作業開始から初めての食事に出てゆく。僕も昼寝する。そして夕刻6時30分、再び作業を開始。休憩から戻ったスタッフたちが、また無駄話をする元気を取り戻す。
午後 8時、作業開始から12時間を過ぎ、戦終了の鐘が鳴る。結果、430世帯分が終了。パキスタン人の底力に軍配があがる。
被災地、マンセラには20日の朝に出発する予定だ。被災者に、協力してくれたパキスタン人たちの想いが届けばよいな、と思う。
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