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活動報告
タイトル
国際障害者の日のお絵描きコンテストで3つの賞を受賞しました!
報告者
東京事務局  野際 紗綾子
報告年月日
2006年2月
難民を助ける会では、知的障害、身体障害児の里親制度、「ミャンマー・子どもの未来(あした)・プログラム」を実施、現地のNGOエデン・ハンディキャップ・サービス・センターが運営する「子どもの家」を支援しています。ミャンマーでは、国際障害者の日を記念して、毎年11月に社会福祉省の後援でさまざまなグループや機関に属する障害者の競技会が開催されます。2005年も「子どもの家」から15人の子どもたちが、お絵描きとダンスのコンテストに参加しました。
お絵描きコンテスト会場で、黙々と筆を動かす子ども
お絵描きコンテストで、黙々と筆を動かす子ども
どんな絵が完成するか、楽しみです
■毎日絵の具まみれで練習
 「子どもの家」からお絵描きコンテストに出場した9人は様々な障害を持つ子どもたちですが、この日のために、毎日一所懸命絵の練習に励みました。
一日の終わりには、手や服が絵の具にまみれていたくらいです。
先生の一人も障害者ですが、芸術の才能がある優秀な方で、今回の競技会に向けた指導・訓練の中心となってきました。そして、スタッフ一同も、入賞の夢を果たせれば…との期待を胸に、コンテストを楽しみにしていました。
■初めて挑戦したコンテストで驚きの結果が!
1位を受賞したイェ・ミン・トゥエちゃんの作品
1位を受賞したイェ・ミン・トゥエくん(10才)の作品。

彼の住む村で行われた月夜のお祭りの様子が、生き生きと描かれています


2005年11月24日の午後1時からお絵かきコンテストが開催されました。
子どもたちは早めの昼食をとった後、絵の具と筆を片手に、先生たちと一緒に競技会場に足を踏み入れました。そして、競技開始の合図と同時に、一人ひとりが黙々と絵を描き始めました。
 コンテストの間、「子どもの家」では、スタッフが集まって結果報告を待っていました。競技が終わり次第、入賞者が発表される予定だったのです。

そして、待つこと数時間。午後4時30分頃、競技会場から電話連絡が入りました。なんと、「子どもの家」からの出場者が賞を3つも受賞したというのです!
同じく1位のイェ・リン・タイちゃんの作品
同じく1位のイェ・リン・タイくん(14才)の作品
美しいミャンマーの風景を描いてくれました

しかも、1位を2つと、2位を1つ。その連絡を受けて、「子どもの家」中が歓喜の声で湧き上がりました。

1位を受賞したイェ・ミン・トゥエくん(10才)は、彼の住む村で行われた月夜のお祭りの様子を、生き生きと描きました。
母親が妊娠中マラリアにかかったことが原因で、知的障害と発育障害を伴い生まれたトゥエくん。10才の今も、身体つきは4才程度にしか見えません。しかしエデンでの活動を通して、少しずつできることが増えてきています。

同じく1位のイェ・リン・タイくん(14才)。幼い頃から病気がちだったタイくんは、神経障害やリュウマチにより筋肉を思うように動かせません。それでも絵は大好きで、美しいミャンマーの風景を描いてくれました。

入賞しなかった子どもたちにも悲しさや悔しさはなく、参加できたことやお友だちの受賞を、一緒になって喜んでいました。

■ダンスコンテストを通して大きく成長
ダンスコンテスト終了後、みんなで記念写真
ダンスコンテスト終了後、みんなで記念写真
いい汗かいたね!

また、もう一つの競技会であるダンスコンテストは11月22日に開催されました。
他の参加団体は30年以上も前からダンスの練習を行っているところがありましたが、「子どもの家」は、皆1年前から練習を始めたばかりの初心者です。
でも、まずは、競技を楽しむことが子どもたちの自信や成長につながると考え、参加を決めました。

昨年は、1組出場しただけでしたが、今年は、3組6人が出場することができました。そして、それぞれが楽しみながら練習に励み、当日はお気に入りの衣装に身を包んで、コンテストに参加しました。
入賞はなかったのですが、ステージで大勢の観客を前にしても、最後までしっかりと踊ることができました。
子どもたちの両親たちからも、「コンテストにベストを尽くした我が子のことを誇りに思う」、「これからもこのようなイベントにできるだけ子どもを参加させてあげたい」、「こんなに楽しんでいる子どもにできる限りのことをしたい」という声が聞かれました。

「子どもの家」では、今年もさまざまなイベントへの参加を予定しています。
引き続き皆さまの応援をよろしくお願いいたします。

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