■地雷回避教育の流れ
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住民1人ひとりに聞き取り調査を行う当会の現地スタッフ。地味ですが大切な仕事です
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事業の効果について見てみる前に、地雷回避教育の一連の流れをここで一度おさらいしてみましょう。ある一つの村で地雷回避教育を実施する場合、教育員は以下のような手順でプログラムを進めていきます。
1. 村長とコンタクトをし、協力を約束してもらう
2. 村人口の約1割に当たる住民に対して事前調査を実施する
3. 調査の結果をもとに、どのような教材を使うか分析する
4. 村民全員を対象に第1回地雷回避教育を実施する(地雷回避教育員が、地雷や不発弾、危険な地域、安全な地域の書かれたバナーを使って、地雷とはどういうものか、どういう場所に足を踏み入れるのが危険かを説明する。その際、一方的に話をするのではなく、村人からのフィードバックを取り入れ、双方向的なコミュニケーションを図る。その後、地雷を見つけたときの対処法について実際のデモンストレーションや寸劇を用いて説明する)
5. 第2回地雷回避教育を実施する(2回目は人形劇や迷路などのゲームを用いて、前回の内容を再確認することが中心になる)
6. 男性・女性・除隊兵士・子どもなどグループの特性に配慮した地雷回避教育を実施する(男性や除隊兵士には自分たちで地雷や不発弾の処理をしない、女性に対しては水汲みや洗濯等で川に行く機会が多いため川岸での留意点を伝える、子どもにはおもちゃと地雷・不発弾の違いを説明する等)
7. 事後調査を行い、教育効果を分析する 事前・事後調査では、地雷や不発弾に対する住民の知識(Knowledge)・行動規範(Attitude)・行動(Practice)・意見(Belief)について、活動実施前と実施後でどの様に変化したかを聞き取り調査で調べます。この調査を、私たちは英語の頭文字を繋げてKAPB(カップベー)調査と読んでいます。KAPB調査はより良いプログラムを作っていくための地雷回避教育の一環で、統計学的な調査ではありませんが、事業の効果を見ていく上で大いに参考になります。
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