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活動報告
タイトル
アフガニスタン・カブールでも障害者支援活動を開始します
報告者
アフガニスタン カブール事務所駐在 宮崎 巧治
報告年月日
2006年6月
難民を助ける会カブール事務所では2003年10月より、国連アフガニスタン地雷対策センター(UNMACA)と協力しアフガニスタン全土で使用する地雷回避教育の教材開発に従事しています。
荒涼たるカブール市内の町並み
カブール市内の町並み
■土色の風景
アフガニスタンは厳しい場所だと言われる。その通りだと思う。山に囲まれ、海はない。しかも雨が少ないせいで、その山々には木も川もまばらだ。パキスタンから飛行機でアフガニスタンに入るとよくわかる。緑豊かなパキスタンから西へ進むごとに、緑色が消えてゆく。そしてアフガニスタンに入ると、風景は土色に染まる。障害を持たない者にとっても、そこでの生活は先進国と比較すれば厳しい、と言わざるを得ない。では障害者にとってはどうか?答えは必要ないだろう。
■30人に1人が障害者
未来へのメッセージ
障害者支援冊子のページ一例(難民を助ける会作成)画像をクリックすると拡大します
未来へのメッセージ。モデルはマリナさん、映画「アフガン零年」の出演者です。(現在作成中、変更あり)

カブール事務所は過去3年間、地雷回避教育分野を中心に活動してきたが、今年の春から障害者支援の活動も本格的に始めている。その活動の初仕事が、地雷被害者を含む障害者支援冊子の開発。アフガニスタンにはまだ正式な統計システムが整備されていないため、正確な数字は知られない。しかしHandicap International(NGO)の独自調査によると、その数は知的障害者と身体障害者合わせて60万人から75万人と推定されている。平均して5世帯に1世帯が家族に障害者を持つ計算になる。
将来羽ばたいてほしい
障害者支援冊子の裏表紙(難民を助ける会作成)画像をクリックすると拡大します
モデルは、身体障害者のナジラちゃん(11歳)。彼女はSpecial Olympics2003年アイルランド大会のアフガニスタン代表選手です。(現在作成中、変更あり)

特に長引いた戦争のせいで、身体障害を持つ人々が目立つ。カブールの通りに出れば、おそらく1分以内に数人は物乞いをしている障害者を見かけることができるだろう。彼らの顔は、アフガニスタンの国土と同じく埃にまみれて土色だ。アフガニスタンは誰にとっても厳しい場所だ。問題はあまりに大きい。砂漠に木を植える思いだが、それでも少しは彼らの生活にも潤いが訪れることを願いたい。

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