TOPへ TOPへ  
[ サイトマップ ] [ TOPページ ]
会の紹介 活動内容 ご協力方法 ショップ Q&A 活動の記録  
ライブラリー
活動報告
駐在員・東京事務局日記
イベント・キャンペーン
プレスリリース・報道履歴
募金はこちら
イベント情報
サニーちゃんグッズショップ
資料請求
メールマガジンの購読
サイト内検索
夢うさぎ
難民を助ける会を支援するお店
さぽうと21
在日外国人を支援する
社会福祉法人
活動報告
タイトル
スーダンの母と子に、今一番必要なものは?
報告者
東京事務局スーダン担当 高崎 紀子
報告年月日
2006年7月
21年に亘る内戦が2005年1月に終結したスーダン。帰還をはじめた難民や国内避難民の数は400万人以上ともいわれますが、インフラや教育の整備など、祖国再建への課題は山積しています。女性や子どもたちの置かれた状況は特に深刻で、スーダンでは5歳になる前に4人に1人の子どもが死亡し、5歳以下の子どもの21%が深刻な栄養失調とされるなど、早急な対策が必要とされています。難民を助ける会では、特に戦闘の激しかった南部の町カポエタを中心に、生活に不可欠な水の供給など、長期的な支援活動を行います。
ポリバケツ一杯の水を汲むのに一日かかることも
水くみも子どもたちの大切な仕事です
■水の供給・安全な水があれば、子どもの死因の一つである下痢が防げます
地元の村々で何が必要か聞くと、必ず出てきた答えが「水」でした。難民を助ける会が活動するカポエタ市周辺の人口10万人とされる地域でさえも、使える井戸は7ヵ所のみ。
それでも人々は乾季には水源を求めて往復10時間も歩き、やっと着いてもさらに水を汲むために数時間待つこともざらです。

 人々は、雨季には水たまりやため池、または川岸を掘り、飲み水や生活用水として利用しますが、そこは同時に水浴びの場でもあり、牛やヤギなどの家畜が水を飲む場でもあります。
このような汚れた水を飲むカポエタ周辺の子どもたちの多くが、寄生虫や下痢などに苦しみます。

難民を助ける会では、ジャパンプラットフォームの助成を受け、カポエタ市周辺でまず20本の井戸を建設するとともに、現地の人々が管理できるよう水委員会の設置や修理技術者の育成を行います。
■トイレ建設と衛生教育・子どもを伝染病から守れます
コレラも深刻な伝染病です
コレラによる脱水症状の患者
入院施設はなく、床に横たわり水分補給を受けています

ほとんどの人々は、家のすぐ外や茂みの陰などで用を足します。穴を掘って排泄物を埋める場合もありますが、多くはそのまま放置してあります。
また、食事の前や排泄の後に手を洗うなどの習慣もないため、コレラなどの伝染病も発生しています(2006年6月6日時点で185件が報告され、うち12名が死亡)。

 トイレとに行くという習慣がない現地では、様々な迷信(女性はトイレに行くと結婚できない等)があります。
難民を助ける会では現地の文化に配慮しつつ、トイレの利用促進や手洗いなどの習慣の普及を行っていきます。
また住民の理解を得た上で、トイレの建設にも住民自身に携わってもらうほか、トイレの維持管理も住民たちを中心に行っていきます。
マラリアからスーダンの母と子を守りたい
会の活動を通じて、スーダンの母と子の笑顔をたくさん増やしたい
中央左から野田朋子駐在員、大須賀智子駐在員

■マラリア予防キャンペーン
スーダンでは5歳になる前に4人に1人の子どもが死亡し、その死因のトップはマラリアです。特に南部スーダンは、治療や検査に十分な施設もほとんどないため、マラリアに対する正しい知識の普及と蚊帳による予防が必要です。

 そこで難民を助ける会では、ザンビアやアンゴラでの経験を生かし、南部スーダンのカポエタ市周辺でマラリア予防キャンペーンを開始します。今年は、現地で唯一あるクリニックと協力し、マラリア予防に有効な蚊帳を妊婦に配布するとともに、蚊帳の必要性や適切な使い方など、きめ細かな指導を行います。

 また、現地のクリニックでは問診による診断のみで、マラリアにかかっているか判別する検査キットなどがありません。正しい診察ができなければ適切な治療も受けられないため、当会では検査キットも導入します。

マラリアって? マラリアは、ハマダラ蚊が媒介するマラリア原虫という寄生虫が赤血球を破壊することで起こる病気です。ハマダラ蚊は夜行性で、日中室内に侵入して家具の裏やベッドの下などに潜み、夜になると活発に動き出すので、就寝中に刺されないようにすることが大事です。
殺虫剤や蚊取り線香は、高価な上に購入を続けなければなりません。しかし、蚊帳は1度手に入れれば予防の効果が持続します。
蚊帳はマラリア予防に有効です
■わかりやすい教材を開発し、地雷回避教育を
地雷についてまず知ることが身を守るための第一歩です
わかりやすい絵を使い、地雷について説明します(C)MAG
スーダンは、内戦中多くの地雷が埋設されました

 内戦中に埋められた地雷の被害を少しでも減らすため、難民を助ける会では、国際連合地雷対策サービス(UNMAS)や地雷対策を行う現地のNGOと協力し、現地のニーズに合った地雷回避教育の教材を作成します。
 


 
助産師を育成し、安全な出産を
研修では出産介助のための実演も行いました

■安全な出産のため、助産師の育成と妊婦への栄養補給を
 慢性的な栄養失調や妊娠中の病気などが原因で、出産のときに命を落としたり障害をもつことが多い南部スーダンの女性たちが安全に出産できるよう、助産師28人をコミュニティ内で育成しました。

クリニックでは、妊婦と子どもを対象にサプリメントと食糧を支給するなど、栄養補給活動を行っています。
また、女性たちに安全な出産のための教育を行うと同時に、妊産婦検診の普及も行います。

スーダンの活動内容はこちら
ページTOPへ
前のページに戻る
サイトマップ難民を助ける会とはプライバシ-ポリシー資料請求・お問い合せリンク集
Copyright©1996-2003 Association for Aid and Relief,Japan, all rights reserved.