■変わらぬ苦しい生活、まだまだ必要な支援
 |
当会が供与した真新しいトラクター。農作業の効率向上へ、住民の期待も高まります(中央は沼田駐在員)
|
また、ヌラバード郡から更に約70キロ東にあるタジカバード郡、キルギス国境のジルガタル郡では、現地の障害者支援団体に今年6月、トラクターなどの農機具をそれぞれ供与。同団体が地元行政から借りている土地などに、その農機具を使いジャガイモと小麦を植えました。
経済的に苦しい生活を余儀なくされた障害者とその家族に、今後何年にもわたり同団体が収穫した作物を渡し、生活の支えの一つとするのが目的です。
 |
「どこの病院も娘を診察してくれない」と嘆く父親とモフタバルさん
|
しかし、この地での生活の苦しさは簡単には変わりません。収入のある人でも薬などを購入する余裕はあまりなく、障害者やその家族の生活はさらに深刻です。
ジルガタル郡の障害者団体に登録されている知的障害児モフタバルさん(13歳・女性)の父親は、教師である自らの給料のほとんどを彼女のために費やし、親戚の助けを借りて生活しています。
彼女に支給される障害者年金は20ソモニ(約700円)。タジカバード郡では約1,550人、ジルガタル郡ではモフタバルさん含め約1,150人が各団体に登録され、難民を助ける会などの支援を待っています。 |