■一瞬の気のゆるみが命とりに
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地雷現場の地図。詳細な場所の特定が続発を防ぎます
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それはなぜか?日本に住む私たちの一般的な感覚からするとちょっと理解し難いですね。
地雷原も地雷原でない場所も、見た目は同じ野原や道ばたです。地雷原だけ真っ赤に塗られているわけではありません。ここに住む住民たちは、毎日そうした場所の近くを行き来して生活しているうちに、危機意識が徐々に薄れていくことが時にあるのではないか、と私は想像しています。
考えてみれば私たち自身も、例えば身近な人が交通事故に遭ったり、近くで火事や地震が起これば、その後しばらくは慎重に運転し、火の元に気をつけ、災害に備えて緊急持ち出しバッグなどを用意したりします。しかし、時間が経つにつれてだんだんとそのような危機意識は薄れて、「ついつい」運転前点検を怠ったり、タバコの吸殻を中途半端に放っておいたり、持ち出しバッグは押入れの奥に押し込んだまま…ということになってはいないでしょうか。
そのように考えると、この犠牲者の男性も、病み上がりで久しぶりに家族や親戚と外を歩くという特別な状況下で、地雷の危険が「一瞬」、意識の外に置かれてしまったということは、十分起こり得ることと想像できます。
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