■教材がついに完成!事務所内はダンボールだらけに
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難民を助ける会のスーダン人スタッフ・ヤシールが、自身で作成したポスターについてプレゼンテーション。(カッサラ州:東部の学校にて)
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これに先立ち4月には「TOT(指導者のトレーニング)プログラムの研修会」が国連やスーダン教育省によって共同開催されました。各地方からの教師も含め、当日の参加者は50名ほど。難民を助ける会は製作中の教材を紹介しました。
私が原稿と資料を作成し、スーダン人スタッフのヤシールに、彼らの母語であるアラビア語でプレゼンテーションをしてもらいました。「難民を助ける会は日本の団体だから、最初にお辞儀をしてみたら?」という私のアドバイスに従い、ヤシールがお辞儀をすると、これが大受け。プレゼンテーション自体も大好評でした。
その後は、目まぐるしい行程で作業が進みました。まず北部の3州に出かけて行って、先生や児童に教材の良し悪しを聞いて回るフィールド・テスト、その結果をもとに修正、最終版として国連や政府関係者とともに再確認、さらに修正、といった手順です。
ようやく原稿ができあがったら、次は印刷です。ハルツームやケニアの印刷会社に見積もりをとり、その結果、ハルツームの会社に注文することに決定、すぐさま印刷に踏み切りました。全25種類の印刷物を3,000セット。かなりの量です。納品されたときは、難民を助ける会の事務所が工場のようになりました。
現在は無事に各州に配布しつつあります。
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「安全な水源で水を汲もう」というメッセージを伝えるポスター。「右奥の井戸の周りには何があるかな?」と先生が問いかけます(デザインは、スーダン人スタッフのヤシールが担当)
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■見やすい!わかりやすい!と大好評
9月上旬、カドゥグリというスーダン中部の町に視察に行ってきました。ちょうど、マスタートレーナーが先生たちをトレーニング中で、地雷問題の概要、オタワ条約(対人地雷禁止条約)の紹介、地雷対策(回避教育、地雷除去、被害者支援など)を全般的に学習した後、難民を助ける会が作成したTOTキットの紹介という流れになっていました。(なぜか教室内には数十匹のコウモリが。確かに電気はなくて暗いのですが…)
いざトレーニングが始まると、皆とても熱心で、ある先生はオタワ条約の細かい点を質問していて、トレーナーをたじたじとさせていた場面もありました。TOTキットについては好評で、「使いやすい」「見やすい」「どの年代の受講者にも使える」と、感謝の言葉をいただきました。
特に「行動を変えるためのポスター」は裏面にその絵のキーポイントを記載し、先生たちが授業で説明しやすいように作ってあるので、「これは助かる!」という反応が多かったです。
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