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活動報告
タイトル
パソコンを勉強してビジネスの世界へ…カンボジア・障害者のための職業訓練校にITコース誕生
報告者
東京事務局・カンボジアデスク担当 加藤 美千代
報告年月日
2007年12月
カンボジア・障害者のための職業訓練校では、約40名の生徒が1年間バイク修理、テレビ・ラジオ・ビデオ修理や縫製等の技術訓練を受けています。2007年11月より、アクセンチュア株式会社の助成金を得て、「ITコース」が新設されました。
新設されたITコースの授業。訓練生たちは、みんなやる気いっぱい
新設されたITコースの授業。訓練生たちは、みんなやる気いっぱい

■社会の需要に応え、待望のITコースがついに誕生
カンボジア・障害者のための職業訓練校に新たな技能訓練コースが加わりました!
その名は「ITコース」。このコースではパソコン操作に必要な技術と英語、ビジネスマナーを学びます。

ワードやエクセル、インターネットを使用できる技能と英語の能力は、カンボジア社会でも企業で働くために必須となってきています。しかし、障害者でパソコンと英語を駆使できる人材はなかなかおらず、企業側が障害者を採用しようとしても、該当者がいないという状況が続いていました。 この背景には、障害を持つ人々が、差別などの社会的要因や車イスがないなどの物理的要因により、教育を受けることが難しいという状況があります。

■民間のパソコン教室とは、ここが違う
障害者のための職業訓練校で始まったITコースの特徴は、@障害者を対象にしている、Aコースは無料、B英語力やビジネスマナー、履歴書の書き方など会社で働くのに必要な訓練を含んでいる、C就職するまでのフォローアップを行う、という点です。
一般向けのパソコン教室はプノンペン市内に多くありますが、教育を受ける機会が限られている障害者は授業のスピードについていけない場合が多く、また生計を立てるのに精一杯で教室に通うお金を工面することが難しいということがわかっています。
そうした現状を踏まえて、このITコースは誕生しました。

■卒業生の活躍が、障害者への差別を減らす原動力に
2007年11月1日から始まったこのコースで勉強している訓練生は5名。うち、4名が女性です。1学期目は、母国語(クメール語)の読み書き1時間、英語3時間、コンピューター3時間を毎日勉強しています。生まれて初めてコンピューターに触れ、訓練生はやる気いっぱいです。

訓練生たちが1年後にコースを無事卒業し、カンボジア社会で活躍することによって、少しでも障害者に対する差別を減らすことに貢献できたら、と期待しています。

 
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