■40度を超える暑さ…でも「住めば都」 「難民を助ける会の派遣地はどこも厳しい環境ですが、スーダン南部はその中でも最も厳しい場所に当たります。」 採用面接の時、私に告げられた言葉でした。実際、赴任地のスーダン南部・カポエタは、熱風が吹きすさぶ「厳しい」所でした。 私たちのオフィスや宿舎にはかろうじて太陽光発電システムとディーゼル発電機による給電がありますが、それは主にパソコンや衛星通信・保安設備のためであり、エアコンはもとより、扇風機もありません。 それでも赴任後しばらくすると、40度を超える日中の暑さにも順応していきました。 60歳を過ぎても、それなりのスピードで活動すれば十分にやっていけますし、熱風とも仲良くできるようになります。住めば都と言いますが、その通りです。
難民を助ける会は、カポエタでは良く知られたNGOです。これまでの活動が評価され、村長や郡長も協力的です。 車で通りかかるとその土地の人々が手を振ってくれます。また、車の後ろを走ってついて来る子もいます。車を降りると寄ってきて色々話しかけてきます。 小さい子は、私の腕をじっと見つめ指でこすろうとします。「何を塗ると肌の色がこのように白くなるの?」と思っているようです。