一刻の猶予も許されません。まだ見ぬふるさとに帰る難民の子どもたちを、地雷から守ってください。
  現地での活動内容 ご協力の方法

難民を助ける会(AAR)は、アンゴラ難民が居住者の9割を占めるザンビア共和国メヘバ難民定住地(人口約48,000人)において、これまで19年に渡り医療・保健衛生・職業訓練・農業・環境保全等の分野で活動をして参りました。
(AARのザンビアでの活動はこちら)
 
2002年4月、アンゴラにおいて、政府と反政府勢力(UNITA)による停戦協定が調印されました。27年内戦が続いたアンゴラに和平の兆しが見え始めたのを受け、2003年から2004年にかけて、ザンビア在住アンゴラ難民の本格的な母国帰還が予定されています。
写真:アンゴラ難民の女の子

▲当会の地雷回避教育を受けるアンゴラ難民の女の子

  地雷回避教育の拡大が必要です

AARが、アンゴラ難民帰還支援の活動のうち、特に力を入れていくのが、地雷回避教育です。

ふるさとに帰って行くアンゴラ難民が地雷の被害に遭わないように、AARは、緊急に、地雷回避教育を2002年11月から開始しました。

難民の子どもたちを守るために、一刻の猶予も許されません。地雷回避教育要員を雇用して、トレーニングを実施しました。教材を作成し、メヘバ全土のアンゴラ難民約4万人に対する地雷回避教育を運営します。みなさまのご支援でそれが可能となります。
写真:使用教材1

▲地雷回避教育で使用する教材
「アンゴラに帰ったら地面に落ちているものを拾うのはやめましょう」

  待ち受ける地雷の恐怖

写真:使用教材2

▲地雷回避教育で使用する教材
「これらはすべて地雷の危険をしめすサインです」
難民を母国アンゴラやその道中で待ち受けているものがあります。それは紛争の負の遺産である地雷です。

アンゴラはアフガニスタンやカンボジアと並んで世界でも有数の地雷埋設国として知られ、600万〜1500万の地雷が埋設されていると考えられています。

しかしながら、ザンビアに住むアンゴラ難民は地雷についてよく知りません。このままなつかしの我が家に帰ってしまうと地雷を踏んでしまい、命を落とす危険性が十分にあります。特にザンビアで難民の第二世代、第三世代として育った子どもたちは地雷についての知識がありません。

  地雷と共存せざるを得ない現実

アンゴラに帰還してもすぐに地雷がなくなるわけではありません。アンゴラではいくつかの地雷除去団体が活動していますが、地雷がなくなるには少なくとも十数年はかかると考えられ、それまで地雷との共存を余儀なくされる現状があります。

それでも多くの難民はふるさとに帰りたがっています。ザンビアからの難民帰還は2003年7月に始まりました。帰還を目前にした難民たちに、早急に地雷回避教育を受けてもらうことが必要です。
写真:使用教材3

▲地雷回避教育で使用する教材
「川沿いには地雷が多く埋設されています。水汲みの帰りに、行きと違う道を通って地雷の被害に遭うことがあります」

現地では、こんな活動をしています

ある日の子ども向け地雷回避教室
家族が地雷被害に遭ったら、まず助けを求めよう
目的は、自分で身をまもれるという自信をつけること
地雷回避教育・写真集

写真:地雷回避教育の様子

難民が安全にふるさとに帰ることができるよう、皆さまのご協力をお願いします。

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