ポルトガル語教室
ポルトガル語を学ぶ女性
Updated Oct. 22 2003



 
                                               

              帰還までに母国語の読み書きを
             アンゴラ難民へのポルトガル語教室






  待ちに待った帰還、
でも言葉がわからない…
 

ポルトガル語で書かれたポスター
   祖国アンゴラでの公用語はポルトガル語です。空港、バス、レストラン、役所、ラジオにテレビ、全てがポルトガル語で全く英語が通じません。長期にわたる難民定住地での生活のため、今や難民たちはザンビアの公用語である英語と現地語を話して過ごしています。そしてザンビア生まれの難民たちはポルトガル語をほとんど知りません。これでは帰還後の日常生活に支障をきたしてしまいます。再び故郷の地を踏めるその日を心待ちにしているものの、難民たちは不安を抱いています。



  大人たちもお勉強、
成人向け教室も大人気
   
アンゴラ難民の生徒たちとポルトガル語を学ぶ林まゆみ元ザンビア駐在員
熱心な生徒たち。(中央は林まゆみ元ザンビア駐在員)

難民を助ける会は、以前より子ども向けポルトガル語教室は運営していましたが、大人向け教室はありませんでした。しかし事前調査により3000人を越す希望者があることが判明。2002年11月から2003年5月まで、新たに3ヶ月の成人向け基礎コースを2回実施しました。
 長期難民が多く住む地域に30の教室を設置、15人の先生が1人2校ずつ教えました。先生は全員アンゴラでポルトガル語を教えた経験があり、アンゴラ政府発行の登録証も持っています。生徒には毎月ノートとペンが支給されました。
 本来1教室30人の定員に80人以上が集まるなど、どこの教室も溢れんばかりの人が詰め掛けました。帰還後すぐに職を見つけて働きたい、故郷の友人と話をしたい等々、それぞれの目的のために一生懸命です。



 
もうポルトガル語は大丈夫

コース修了証書を手にして喜ぶアンゴラ難民たち
コース修了証書を手にして喜ぶ
アンゴラ難民たち

コース修了後には試験を行いました。約1800人の受講者のうち1000人以上が最終試験に合格し、合格者にはポルトガル語で書かれた証書を発行しました。言葉の習得は非常に難しいものです。3ヶ月では短すぎるとの声もありましたが、これを機にポルトガル語学習を続け、そして早く祖国での生活に馴染めるよう願って止みません。

日本の皆さん、ありがとう
ポル語教室を修了したマリアーノさん
祖国帰還を目前にして、ポルトガル語教室を修了したマリアーノさん
アンゴラでは5年生までの教育しか受けていなかったマリアーノ・アベルさん。以前からポルトガル語を少し話すことは出来ましたが、このクラスに参加したおかげで随分多くのことが表現できるようになったと言います。これでアンゴラへ戻っても大丈夫。念願の修了証書を手にし、満面の笑みです。

ご協力のお願い

 難民を助ける会は、ザンビアでアンゴラ難民の帰還を支援しています(詳細はこちら)。皆さまのご協力を宜しくお願い致します。

郵便振替で・・・

口座番号:00110-6-96509
加入者名:難民を助ける会
通信欄に「アンゴラ難民」とご記入ください。