ザンビア緊急支援レポート

PHOT_1 AARでは、旱魃に見舞われ食糧不足が深刻化していたザンビア南部州カロモ県シアチテマ、トワチヤンダ両地域にて、2002年9月から2003年1月にかけ、農業復興支援事業を実施しました。この事業は、ジャパン・プラットフォームの支援を受け、ワールドビジョン・ジャパン、ワールドビジョン・ザンビアと連携して実施したものです。合計6,000世帯に対し、とうもろこし、ソルガム、ソルウェジ豆、落花生の種子と、肥料を配布しました。現在は、生育調査を実施しています。作物は順調に育っています。
2月中旬、シアチテマのある受益農家を訪問致しました。
カロモの街の幹線道路から西へ延びる砂利道を1時間程走ったところで、周りの風景に見覚えがないことに気がついた。
「あれ、前回来た時には、こんな場所通らなかったな・・・」
どうやら道を間違えたようだ。少し戻って村の人に尋ねてみた。あるはずの道が、緑に完全に覆われて見えなくなってしまっていたのだ。
昨年9月に始めてここに来た時には、丈の低く頼りない草たちが、水欲しそうに渇水した大地を這うように覆っているだけだった。
それが今では、緑の濃く力強い草木やその枝葉が盛んに生い立ち、行く手さえ遮ってしまうほど茂っている。ようやく雨が降り始めたようだ。作物が枯れてしまっていたらどうしよう、という不安が希望に変わった瞬間、思わず同僚のドライバー、ムンバと顔を見合わせた。「雨、降ったんだね。」
道中、学校帰りの子供たちに出会った。みんな片手にとうもろこしを持って、顔には無邪気な笑顔が戻り、元気はつらつとしている。既に収穫が始まっているのだ。
PHOT_2
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