駐在員・事務局員日記

タジキスタン:お昼ごはんに密着。タジメシ!

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執筆者

タジキスタン事務所
大澤由恵(おおさわよしえ)

大学では日本史を専攻。在学中に中国へ留学し、日中の戦争についての歴史教育を調査。日本とタイの大学院では、タイの難民キャンプにおけるミャンマーの少数民族の教育を研究。その後、香港の日本人学校で、社会と英語教師として勤務。2019年7月よりタジキスタン駐在。東京都出身。

記事掲載時のプロフィールです

外国に暮らす楽しみのひとつは、その土地の食べものを味わうことではないでしょうか?旅行ガイドブックやインターネットで調べると、伝統料理や代表的な料理が紹介されています。しかし、日本人だって和食の代表であろう寿司や刺身をいつも食べているわけではありません。では、タジキスタンでは「ふつう」どのようなものが食べられているのでしょうか?タジキスタン事務所で働く現地スタッフのお昼ごはんに密着しました。

12時になると・・事務所でごはん派

女性陣は事務所にあるキッチンでお昼ごはんです。その理由はいたって簡単、「夏の外食は危険だから」。タジキスタンでは、40度前後の暑い日が続く夏になると、体調を崩して病院に駆け込む人が急増します。この日も、「夏にあの食べものは避けたほうがいい」、「この前、外食してから体調がいまいちなのよね」と食生活トークで盛り上がっていました。

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作ったご飯を、みんなでシェア(2019年9月2日)

会計や総務、啓発イベントを担当するナボットさんは、自宅からキュウリやチーズ、ゆで卵を持参して手際よく調理。できあがったサラダをタジキスタンの食卓によく出回るパン(クルチャ)と合わせます。味の決め手はマヨネーズ。「マヨネーズがあればたいていのものはおいしくなる」と言います。

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調理するナボットさん。右端は主食になるパンのクルチャ。つまみ食いでかじってあります(2019年9月2日)

新人で総務アシスタントのマリアムさんもキッチンで調理。玉ねぎ、トマト、キュウリを使ったヘルシーなサラダを作ります。調味料は塩のみといたってシンプル。レストランや家庭でもよく食べられるサラダです。

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トマトとキュウリを手際よく切っているマリアムさん(2019年9月2日)

同じく新人で、学校・家庭訪問などのプロジェクトのアシスタントを務めるザリーナさん。彼女は家からお弁当を持ってきます。中身はフルーツや野菜が中心です。そしていつも最後は、チョコレート味のシリアルを少しつまみます。「外食も大好きだけど、健康と貯蓄のために節制」なのだそうです。

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ヘルシーなお弁当を見せてくれたザリーナさん(2019年9月2日)

外食派は・・・

一方、男性陣は完全に外食派です。理由はこちらも簡単、「料理ができないから」。この日は事務所近くの食堂に来ました。地元でも人気店のようで、ランチに集まった人で店内はいっぱいです。ガラスケースの中に並ぶ料理を選んでいくスタイルで、タジク語で書かれたメニューが分からない私でも指さしで注文でき、助かります。

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数あるメニューから好きな料理を選びます(2019年9月10日)

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人気の食堂のため、並んで順番待ち(2019年9月10日)

事務所の管理や渉外を担当しているフィルズさんは、仕事で政府関係者と会うことも多々あるため、見た目には気を遣っています。タジク人は実年齢よりも年上に思われがちですが、彼は若く見られやすいため落ち着いた服装を心掛けているのだとか。「ボルシチは一番安全な食べものだ」と言い、女性陣と同様に食べものにも気をつけています。

フィルズさんと同じく、ボルシチを注文したゲンジャリさん。IT関係や建築関係を担当しています。とてもきれい好きな彼がテーブルについてまず行ったのは、ペーパーナプキンを着けること。理由を尋ねると、「ボルシチはいい食べものだが、口へ運ぶときに服にとびはねる危険がある。赤いから服に付いたら目立ってしまう」と、真面目に答えてくれました。彼もフィルズさんのように見た目に気をつけています。

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注文した料理をテーブルに運びいただきます。右がゲンジャリさん、左がフィルズさん(2019年9月10日)

ふたりにつられて、私もボルシチを注文しました。そのほか、パン(クルチャ)、小籠包に似たマントー(ヨーグルトソースつき)、肉団子などもオーダーし、どれもおいしくいただきました。これで19ソモニ、日本円で約210円です。安くて、速い、しかもおいしいタジク定食。またぜひ来ようと思います。

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今日も楽しい「タジメシ」です。右前がゲンジャリさん、右後がフィルズさん、左はAAR駐在員の大澤由恵(2019年9月10日)

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