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アフガン帰還民 緊急支援を実施します―募金にご協力お願いします

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パキスタン政府は、自国に身を寄せる200万ものアフガン難民に対し、昨年から母国に強制的に帰還させる政策を進めています。今年3月には、その政策を受けて数十万人が帰還することが予測されています。母国には家も仕事もない人も多く、住居や食料、水、医療等、さまざまな支援が求められています。しかし、アフガニスタンの経済状況は依然として悪く、帰還民への政府の支援はごく限られています。

そこでAAR Japan[難民を助ける会]は、現在アフガニスタン国内で行っている調査の結果に基づき、帰還民支援を実施します。どうか緊急募金に皆さまのご協力をお願いいたします。

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アフガン政府の方針により、帰還民への住居の支援はないため、真冬でも空き地に張ったテントで暮らしている人が数多くいる(2017年2月14日、アフガニスタン)

アフガニスタンは、1979年にソ連軍が侵攻して以降、長い間紛争が続き、多い時で600万人を超える人たちが難民となって国外に逃れていました。パキスタンには現在でも、登録されているだけで150万人、未登録を含めると200万を超えるアフガン難民が暮らしています。昨年、パキスタン政府は自国への帰還を促す政策を強化し、昨年一年間で約60万人が帰還しました。厳しい冬を迎え、帰還は一時収まっていましたが、この3月から再び数十万の帰還民が発生する見込みです。

しかし、長期にわたる紛争によりアフガニスタンの経済状況は依然として厳しく、最終的には120万人と見込まれる帰還民に対し、充分な支援を行うことは困難です。また、国内ではいまだに各地で戦闘が続き、治安の問題も深刻です。

AARは2月から、アフガニスタンのナンガハル州で帰還民の調査を実施。ナンガハル州はパキスタンとの国境に近く、多くの帰還民がとどまっている場所です。すでに帰還した人たちのほとんどが、これまでどこからも何の支援も受けていない、と答えています。家がないため、厳しい冬の期間も、空き地にテントを張って暮らしている人たちも多く見られました。住居、食料、衛生、医療、教育など、あらゆる支援が必要です。

AARは、障がい者世帯など、特に困難な状況にある方たちに、食料や生活必需品の配付、教育支援などを行う予定で準備を進めています。帰還した人たちが安心して安全に暮らせるよう、募金へのご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。

緊急募金にご協力ください

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    (トクヒ)ナンミンヲタスケルカイ
    みずほ銀行 目黒支店 普通 1110211 特定非営利活動法人 難民を助ける会
    (トクヒ)ナンミンオタスケルカイ

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