感染症対策

世界には、不衛生な環境や医療施設の不足によって、下痢や感染症で命を落とす人が多くいます。下痢や、日本であれば治療可能な感染症を主な要因として、10人に1人の子どもが5歳になる前に亡くなってしまう地域もあります。AAR Japan[難民を助ける会]は、このような状況を改善するために、衛生環境を整備する活動や、母子保健の支援を行っています。また、ザンビアではエイズ遺児の支援を行っています。

活動内容

母子保健支援

巡回診療を受けに来た親子

巡回診療を受けに来た親子

出産のために5時間も歩いて病院に行かないといけない。日本では考えられないようなことが、世界ではまだまだ起きています。AARは、ザンビアとラオスで母と子の命と健康を守る活動を行っています。ザンビアでは簡易医療施設の建設やヘルスセンター産科棟の設備を強化しています。また、巡回診療活動を強化し、予防接種や、HIVの母子感染予防などの母子保健サービスを提供しています。さらに、地域での母子保健推進を担うボランティアを育成し、地域住民の母子保健に関する知識向上を図っています。ラオスでは、ポンサリー県にある9つの村落、2ヵ所のヘルスセンターおよび県、郡病院などを対象に、医療機材の供与やそれに関する研修、地域住民への母子保健サービスの強化に取り組んでいます。

衛生対策

手洗いの方法を教わる女の子

衛生啓発活動で手洗いの方法を教えています

AARは、パキスタンの公立女子小学校とアフガン難民キャンプ内にある女子小学校で、井戸の掘削、手洗い場や給水タンクなどの設置、トイレの修繕を行ってきました。また、衛生啓発活動にも取り組み、正しい手の洗い方などを教えています。スーダンでは、劣悪な衛生環境を改善するために、カッサラ州の小学校にトイレを建築し、児童に正しいトイレの使い方を教えています。

マイセトーマ対策

リハビリの様子

リハビリの様子

2013年よりスーダンの白ナイル州で、現地のNGOと協力し、マイセトーマ(足菌腫)の対策を行っています。
マイセトーマとは、土壌から特殊な菌が手足の傷口を経由して体内に入り、筋肉や骨を徐々に侵していく感染症です。AARはマイセトーマの患者が多い白ナイル州アンダルス村の病院へ医療機材や器具を提供し、マイセトーマ研究所とハルツーム大学医学部附属ソバ病院がボランティアで医療スタッフを派遣して手術や治療を行っています。また、感染を予防するための活動として、感染症についての正しい知識を住民へ広めるために、教材開発や講習会を行っています。

HIV/エイズ対策

エイズで親を失った子どもたち

エイズで親を失い学校に行けなくなる子どもたちが大勢います

ザンビアでは、子どもたちの11人に1人がエイズで親を失っています。 AARでは、エイズで親を亡くした子どもたちが学校に通えるように支援をしています。 また、エイズ遺児を引き取り育てている保護者グループが、「将来は自分たちで就学資金を作れるようにしよう」と始めた、養鶏やメイズ(トウモロコシの一種でザンビアでの主食)の製粉などの資金創出活動を支援しています。 さらに、2015年には「みんなの図書館」をつくり、多くの子どもたちが勉強したり、読書を目的に集まる居場所ができました。

2013年

2月 ポルトープランス市カルフール地区にて、小学校での衛生設備整備、衛生教育推進事業を開始

1月 養護施設、障がい者施設の再建事業を終了

1月 再建した養護施設、障がい者施設での、コレラ予防のための衛生教育支援を終了

2012年 1月 再建した養護施設、障がい者施設にて、コレラ予防のための衛生教育支援を開始
2006年

8月 スーダン南部のカポエタで水の供給と衛生事業、マラリア予防支援開始

2004年

4月 ザンビアの首都ルサカ及びその近郊にて、エイズ対策事業開始

2002年

2月 ザンビアの首都ルサカでのエイズ対策事業を、メヘバ難民定住地での活動への注力のために終了

2000年

7月 ザンビアでマラリア予防キャンペーン開始

9月 ザンビアの首都ルサカでエイズ対策事業を開始

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