駐在員・事務局員日記

ミャンマーで人気の豆料理

2012年03月22日  ミャンマー
RSS
このページをはてなブックマークに追加
このページをYahoo!ブックマークに追加
このページをlivedoorクリップに登録
執筆者

ミャンマー事務所
スーティンサン

2011年5月より難民を助ける会が運営する障害者のための職業訓練校に勤務。ヤンゴン外国語大学で日本語と日本文化を専攻し、卒業後、2年間日本に留学。

記事掲載時のプロフィールです

昨今のミャンマー(ビルマ)では、外来文化が入ってくるとともに食文化もだんだんと変化してきています。日本の寿司、韓国のキムチ、中華料理やハンバーグなどがスーパーマーケットで手ごろな値段で売られ、誰でも食べられるようになりました。しかし、ミャンマーの伝統的な料理に使われるえんどう豆とポンイェジー(豆ペースト)は老若男女問わず根強い人気を誇る食物で、よく食卓に並びます。

※この文章はスーティンサンが日本語で書いたものを元にしています。

ミャンマーは日本と同じ稲作文化で、ご飯とおかずという食事パターンを持っています。しかしミャンマーのおかずは、日本と比べて塩辛さが強いのが特徴です。

みんな大好き!えんどう豆

茶色いえんどう豆とご飯

えんどう豆ご飯 玉ねぎのスライスを添えて

えんどう豆のことをミャンマーでは「ピォッ」と言います。市場や屋台でえんどう豆を売る商人の呼び声は、ミャンマーの朝の風物詩です。朝食にえんどう豆を食べないと一日が始まらないという人たちもいます。えんどう豆は、お餅に絡ませたり、刻んだ玉ねぎとご飯と混ぜたり、また副菜としては筍と一緒に煮たり、スープに入れたりして食べます。また、家庭ごとにお袋の味があるのもえんどう豆の特徴です。

発酵させた豆のペーストを様々な料理に活用

お皿に盛ったポイェンジー

ポンイェジ―(中央の黒っぽいもの)と青唐辛子、玉ねぎ、ニンニク

ポンイェジーは、パガン(マンダレー管区にある都市)の伝統食であるコウシュンフジ豆から作った黒い味噌のようなもので、こってりとした甘い味です。作り方は、コウシュンフジ豆を3回ゆでた後、酸っぱくなるまで3日間くらい置いておきます。酸っぱくなったら、こってりするまで煮て、できあがりです。

ポンイェジーは日持ちし、栄養価も高いので、とても重宝します。ニンニク、玉ねぎ、干しエビに付けて食べたり、豚肉と一緒に炒めて食べたりします。いろいろな食材と合うので、ミャンマー人に大人気なのです。皆さまもミャンマーにいらしたら、ぜひ試してみてください。

「ポンイェジー」を食べました! ミャンマー駐在員 林早苗
林早苗駐在員とスーティンサン

スーティンサンがスーパーで買ってきてくれたので試食しました。生まれて初めて食べる不思議な味でした。「塩味と酸味のあるあんこ」といったところでしょうか? ポンイェジーだけを食べると、正直、いまいち…… でも、生玉ねぎ、ニンニク、青唐辛子と一緒に混ぜ、ライムをかけ、白米と一緒に食べたら、なかなかおいしかったです。
(写真は林早苗(左)とスーティンサン)

< 駐在員・事務局員日記トップに戻る

ページの先頭へ
難民を助ける会
特定非営利活動法人
難民を助ける会(AAR Japan)
〒141-0021
東京都品川区上大崎2-12-2
ミズホビル7階
フリーダイヤル0120-786-746
Tel:03-5423-4511
Fax:03-5423-4450
月~土、10時~18時(日祝休み)