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東日本大震災(32) :笑顔でたくさんの「おかわり!」―炊き出しも行っています

2011年04月11日  日本緊急支援
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「温かいシチューで心も温かく」

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ビーフシチューを避難所となっている歌津中学校で400人以上の方に召し上がっていただきました(4月5日、南三陸町)

難民を助ける会では、支援物資の配付に加え、ピースプロジェクト(※)と共同で、宮城県内の避難所で炊き出しの活動も行っています。
4月5日(火)には、約500人が避難生活を送っている宮城県南三陸町の歌津中学校で、ビーフシチューの炊き出しを行いました。

当日は学校に避難している方々に加え、周辺の自宅で避難生活を送っている方々にも呼びかけ、400人ほどがいらしてくださいました。
たくさんの人達の応援によって一晩かけて心こめて煮込まれたビーフシチューはおいしいととても好評で、おかわりをする方が100人近くも。お腹いっぱいになるまで何度でもおかわりしてもらいました。

 

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子どもたちが「ありがとうございます 南三陸町歌津避難所一同」と書いた段ボール紙を掲げてくれました(4月5日、南三陸町)

食べ終わった70代の女性に声をかけられました。「家がすべてなくなってしまって悲しいけれども、こうやって炊き出しにきていただき、あったかいシチューで心もあったかくなれた」。
また、避難されている60代の男性からは、「このような現状を見て、たくさんの人に伝えてほしい」と訴えられました。そして、「時間がかかるかもしれないが、ぜひここで炊き出しをした人たちを2、3年後に招待して、お礼をしたい」と言っておられました。大変な状況におかれている被災者の方々のやさしい言葉に、胸がいっぱいになりました。

わいわいとシチューを食べていた15歳の元気な男の子たちに、「今一番必要と感じているのは何?」と質問すると、「愛」という答え。「たくさんの愛をシチューに込めたよ」と返すとと、声をそろえて「だからいままで食べたシチューの中で一番おいしかったんだ!」。
「家がないことに不安は感じているけど、お互いを笑わせ、励まし合いながら毎日過ごしている」。その言葉を聞いて、今まで以上にたくさんの笑顔とサポートを被災者の方たちに届けなくては、と強く思いました。

 

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たくさんの方にお手伝いいただいて炊き出しを行っています(4月5日、南三陸町)

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「ぜったい学校 復活させます!」「本当においしかった。ありがたいです」支援チームの旗に書き込んでくださった被災者の方々からのメッセージ(4月5日、南三陸町)

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仙台市の若林体育館での炊き出しを手伝ってくれた高校2年の野球部員のみなさんと、難民を助ける会の新美友佳子(写真左、4月9日、仙台市若林区)

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4月9日は235食分の焼きそばやから揚げなどを配りました。「被災後、初めて焼きそばを食べることができた」と喜んでいただけました(4月9日、仙台市若林区)

※ピースプロジェクト
株式会社イングラムが難民を助ける会と協力して実施する社会貢献プログラム。株式会社イングラムの登録商標である「ピースマーク」を用いた商品化を推進し、売り上げの一部を「難民を助ける会」の活動資金として寄付されます。社長の加藤勉氏は現在、難民を助ける会の理事を務めており、仙台での被災者支援に携わっています。

※支援活動にあたっては、企業や団体、学校、個人の皆さまよりご寄付や物資のご提供などのご協力をいただいて行っております。すべての方々をご紹介することができませんが、何卒ご容赦ください。皆さまのあたたかいご協力に心より感謝申し上げます。

緊急募金にご協力ください

皆さまのお気持ちを、被災された方々に確実にお届けします。どうぞご協力をお願いいたします。

郵便振替: 00100-9-600 加入者名: 難民を助ける会
*通信欄に「東北関東大震災」とご記入ください。*領収証が必要な方はその旨お書きください。

最新情報はTwitter、メールマガジンでもお知らせしています

【報告者】 記事掲載時のプロフィールです

難民を助ける会 緊急支援チーム 新美友佳子

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