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東日本大震災(75):震災から半年-これまでの活動実績

2011年09月10日  日本緊急支援
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被災地を忘れないで-まだまだ支援が必要です

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社会福祉法人矢本愛育会ぎんの星へ支援物資を届ける難民を助ける会の小菅健太郎(2011年9月7日 宮城県東松島市)

難民を助ける会では、東日本大震災の被災者の方々のため、被災直後から支援活動を行っています。支援の手が届きにくい障害のある方々、ご高齢の方や福祉施設などへの物資の配付、炊き出しに加え、福祉施設の修繕や車両の提供などを行っています。

今も避難を続ける方々も、避難所から仮設住居に移った方々もおられます。しかし、仮設住居では近所に顔見知りがいないため室内に閉じこもりがちになるなど、新たな問題も起きています。そうした方々が心身の健康を取り戻せるよう、リハビリテーションや保健・衛生活動、心のケアや地域交流イベントなどの「地域みんなで元気になろう」プロジェクトも行っています。
震災から半年。被災地から遠ざかれば遠ざかるほど、人々から震災の記憶が薄れていきます。しかし被災地ではたくさんの方々が、まだまだ支援を必要としています。難民を助ける会はこれからも活動を続けてまいります。どうか皆さまの温かいご支援を、引き続きよろしくお願い申し上げます。

皆さまのご協力を得て実施した、現在までの活動実績をご報告いたします。

東日本大震災での活動内容

1.福島県の仮設住居・借り上げ住居に入居する全世帯(約35,000世帯)への生活必需品支援

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福島県矢吹町の仮設住宅の入居者に生活用品を届けました(2011年8月5日、左は難民を助ける会の高城大吾)

ジャパン・プラットフォーム(JPF)※の助成を受け、ADRA Japanと共同で、福島県内の仮設住居・借り上げ住居に入居する全世帯(約35,000世帯)を対象に、生活必需品の支援を行っています(当会担当分は約17,500世帯)。被災地域では日本赤十字社が家電製品6点セットを配付することが決まっており、難民を助ける会が配付するのはそれ以外の生活必需品で、台所用品、お風呂用品、掃除機、こたつ机、食器棚など、福島県や地元自治体からの要請に基づき選定しています。難民を助ける会が対象とするのは、福島県の浜通りと中通りの合わせて13市町村(相馬市、南相馬市、新地町、飯館村、富岡町、川内村、郡山市、須賀川市、鏡石町、白河市、西郷村、矢吹町、泉崎村)です。地域の経済復興に寄与することを目的に、うち10市町村では地元の商店および商工会を通じて、可能な限り地元での物資の調達を進めています。8月31日現在で、支援対象地域12,100世帯への配付が終了しています。

※ジャパン・プラットフォーム(JPF)とは、NGOと政府、企業が連携して自然災害時や難民発生時に緊急復興支援を行うシステムです。政府の資金拠出と企業、市民からの寄付で成り立っています。

2.「地域みんなで元気になろう」プロジェクト

仮設住宅でタオルを使ったリハビリテーションを指導する三浦作業療法士

宮城県東松島市の仮設住宅の集会場でタオルによるリハビリを指導する三浦和(のどか)理学療法士(左)(2011年8月13日)

宮城県と岩手県沿岸部の被災地域で、障害者やご高齢者、在宅避難者、仮設住宅入居者など約3,000名を対象に、リハビリテーションサービスや巡回診療・保健活動、衛生活動、心のケア、地域交流イベントを行っています。これらの包括的な取り組みを通し、被災者の方々が心身ともに健康を回復し元気に生活ができるよう支援してまいります。

・リハビリテーションサービス
宮城県と岩手県の避難所、仮設住宅、高齢者施設、障害者施設、個人宅にて、専門の作業療法士・理学療法士によるリハビリテーションを行っています。7月9日から9月3日までに、457名の方々へ訪問リハビリやマッサージ・体操を実施しました。

・巡回診療・保健活動
在宅避難者の多い牡鹿半島の牧浜、竹浜、狐崎浜、鹿立、福貴浦、小積浜、小淵浜の各地区で、住人約640人を対象に、地元の安田敏明医師を中心とした医療チームによる巡回診療と、慢性疾患の診察や感染症の予防、精神的なサポートなどの保健活動を行っています。4月9日から8月31日までに、のべ772名の方々の診察を行いました。また、8月10日から8月31日までに、宮城県石巻市の仮設住宅にて242人に対して看護師による巡回訪問を行いました。

・衛生活動
宮城県石巻市と南三陸町の避難所の約1,000人を対象に実施。地震発生以来、避難所で長期間使用され汚れた布団や毛布、マットレスの天日干しを行うほか、夏場になりハエや蚊が大量発生し、衛生環境が悪化している避難所で大掃除などを行っています。布団乾燥機、掃除機、除湿機や掃除用品、防虫剤、殺虫剤(ハエ取りリボン、ダニアースなど)の配付や使用方法の指導を行うほか、古く汚れた布団は回収し、夏季用タオルケットや新品寝具を配付しました。また、冷蔵庫のない避難所には、食中毒を防ぐために冷蔵庫も提供しました。6月14日より8月31日までに、25ヵ所の避難所で活動を行いました。

・心のケア
避難所や仮設住宅、個人宅にカウンセラーを派遣し、メンタルケアを行い震災ストレスの軽減を図っています。8月6日から9月3日までに、47人に対してカウンセリングを行いました。

・地域交流イベント

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近所の赤ちゃんや子どもと交流し喜ぶ被災者の女性。小規模多機能ホーム小百合で開催した地域交流イベントにて(2011年8月20日 岩手県陸前高田市)

避難所や仮設住居でも地域の人々がコミュニケーションを持てるように、地域交流イベントを積極的に行っています。イベントと同時に炊き出しや物資配付、マッサージの提供などリハビリテーションなども行っています。これまでに以下のイベントを実施、または地域のイベントに協力しました。

  • 7月23日 宮城県七ヶ浜町の和光幼稚園のお祭りに参加
  • 8月15日 宮城県女川町の盆まつりに参加
  • 8月18日 宮城県牡鹿半島の避難所・東浜小学校で炊き出しと交流イベントを開催
  • 8月20日 岩手県釜石市唐丹町で炊き出しと交流イベントを開催。同時にマッサージも提供
  • 8月20日 岩手県陸前高田市小友町で炊き出しとスイカ割り大会を開催。同時にマッサージも提供
  • 8月23日 宮城県東浜小学校でアロマセラピストを招いてリラクゼーションイベントを開催

3.支援物資の配付

3月14日(月)-9月8日(木)までの支援物資配付実績

配付した施設など のべ988ヵ所 約73,244
配付先所在地:宮城県仙台市、石巻市、気仙沼市、名取市、登米市、東松島市、女川町、多賀城市、岩沼市、南三陸町、山元町、塩釜市、岩手県大槌町、大船渡市、陸前高田市、釜石市、山田町、福島県相馬市、南相馬市、山形県上山市ほか
配付先種別:避難所、障害者施設、高齢者介護施設、在宅避難者、社会福祉協議会、児童養護施設、商店街、社会福祉法人、ボランティアセンター、高齢者通所施設、災害対策本部、仮設住宅、保育園、幼稚園、小・中・高等学校など
被災地に届けた支援物資

軽油13,600リットル、灯油4,400リットル、ガソリン2,060リットル、水14トン、米2.5トン、牛乳480パック、ようかん41,000本、野菜(じゃがいも約627キロ、人参約515キロ、玉ねぎ約1,213キロ、ほうれん草約348束、キャベツ786玉、大根345本、長ネギ約170キロ、ピーマン約4キロ、トマト約421袋、きゅうり、レタス、ニラ、茄子、いんげん、枝豆、南瓜、ごぼう、長いも、さつまいも、白菜、とうもろこし、小松菜、干し椎茸など)、果物(みかん、バナナ、小玉スイカ568個、グレープフルーツ、メロンなど)、卵124パック、ほか食品(レトルト食品、介護食、缶詰、みそ、しょうゆ、栄養補助食品など)、毛布、寝具、下着・衣類・マフラー、タオル・手拭い、風呂敷、マスク73,280枚、カイロ5,000個、寝袋3,400枚、かぜ薬など、その他医薬品、歯ブラシ10,000本、紙おむつ、尿とりパッド、女性用衛生用品、乾電池、育児用品(離乳食、おしゃぶり、哺乳瓶、おしりふきなど)、高圧洗浄機32台、チェンソー30台、スコップ12本、長靴100足、絵本・本20箱分、クレヨン300セット、携帯電話充電器120個、パソコン39台、パソコンデスク3台、プリンター2台、自転車284台、リヤカー10台、台車1台、洗濯機18台、乾燥機26台、冷蔵庫25台、電話機6台、テレビ14台、ラジカセ10台、携帯ラジオ10台、たん吸引機2台、介護ベッド23台、折り畳みベッド2台、ベッド1台、車いす8台、介護いす8脚、シルバーカー(歩行補助車)48台、杖71本、発電機3台、包丁20丁、まな板20挺、カラーボックス13個、本棚1個、衣装ケース6個、除菌スプレー500本、ハンドソープ168個、老眼鏡100個、ぬいぐるみ、おもちゃ、アイロンとアイロン台各60台、扇風機103台、掃除機57台、炊飯器11台、食器乾燥機2台、布団乾燥機34台、除湿機40台、冷風機1台、電子レンジ9台、魔法瓶13台、デジタルカメラ6台、DVDデッキ1台、ビデオカメラ1台、反射式ストーブ6台、自動血圧計38台、体重計30台、輪転機2台、布団セット139組、マットレス50枚、シーツ35枚、タオルケット183枚、殺虫剤や虫よけスプレー、ハエ取りリボン、蚊取り線香、蚊帳など、トイレットペーパー(12ロール入り)15袋、洗濯洗剤、食器用洗剤、トイレ用洗剤、洗濯かご50個、ハンガー30個、掃除用バケツ50個、紙皿1000枚、ノート40冊、コピー用紙500枚、アルミホイル・サランラップ各60本、草刈り鎌10本、草刈り機1機、きゅうりの苗74本、トマトの苗82本、花の苗10本、網戸14枚、物干し竿、夏物衣類、長靴、サンダル、スリッパ、氷枕35個、ひんやりクールマフラー5,000枚、ビニールプール、栄養補助サプリメント2,000袋、傘4本、大正琴3台、電子ピアノ1台、ピアノ2台、キーボード1台、太鼓4個、茶道具一式、楽器各種、ミシンほか

4.炊き出し

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「久しぶりのお肉に元気が出ました」と好評だった東浜小学校での炊き出し。肉を焼くのは難民を助ける会理事の加藤勉(2011年8月18日 宮城県牡鹿半島)

難民を助ける会では、株式会社イングラムが実施する「ピースプロジェクト」と共同で、宮城県と岩手県の避難所などで炊き出しを行っています。この活動は3月31日から始まり、8月28日までに、以下の宮城県、岩手県、福島県の各地にて以下の炊き出しを行いました。

炊き出しを行った場所

のべ61ヵ所 約21,891食
宮城県:石巻市渡波、石巻市相川、石巻市北上町、石巻市鮎川(牡鹿半島)、仙台市若林区、多賀城市、南三陸町志津川、南三陸町歌津、気仙沼市新月、気仙沼市鹿折、気仙沼市面瀬  岩手県:釜石市、陸前高田市、宮古市田老、山田町  福島県:南相馬市原町

炊き出しメニュー 徳島ラーメン、おでん、ビーフシチュー、焼きそば、から揚げ、野菜スティック、中華丼、ビーフステーキ、オニオンスープ、マグロ丼、ちゃんこ鍋、アップルパイ、オニオンソテー、ミネストローネ、三色丼、あら汁、五目ひじき、さつま揚げ、ロールキャベツ、卯の花、炊き込みご飯、とん汁、煮魚、キャベツとほうれん草のおひたし、そうめん、つみれ汁、手作りスイートポテト、手作りラングドシャ、サムゲタン、焼き鳥、豆腐としめじの味噌汁、肉じゃが、小松菜のお浸し、ミートソースパスタ、ポテトサラダ、白菜・ニンジンとシイタケの味噌汁、菜の花のおひたし、いなりずし、そぼろと大根の煮物、かしわもち、白身魚フライ、大根味噌汁、根菜サラダ、フルーツゼリー、うどん、杏仁豆腐、肉野菜炒め、餃子、ボルシチ、あさりの味噌汁、タコマリネ、キャベツと小松菜の味噌汁、いかわさび、シーフードカレーライス(ホタテ・アサリ・エビ入り)、甘酒と和菓子、ほっけの炭焼き、かき氷、焼きとうもろこし、きつねうどん、お好み焼き、赤魚、大根おろし、浅漬け、うな重、粕漬け、ワカメとねぎの味噌汁、住田町産米食い豚と多田農野菜の焼肉丼、ほか

5.障害者・高齢者施設の修繕、事業の再建支援

難民を助ける会では、震災で被害を受けた高齢者施設や障害者施設が活動を再開できるよう、地元の建設会社と協力して、60ヵ所で施設の修繕を行っています。4月21日から9月6日までに、以下の施設の修繕を完了しました。

  1. 社会福祉法人みのり会るばーと(宮城県名取市)
  2. 社会福祉法人信和会クローバーズピアワッセ(宮城県仙台市)
  3. 社会福祉法人洗心会 夢の森 ワークショップひまわり(宮城県気仙沼市)
  4. 社会福祉法人矢本愛育会ぎんの星(宮城県東松島市)
  5. 社会福祉法人栗原秀峰会(宮城県栗原市)
  6. 社会福祉法人ふれあいの森(宮城県仙台市)
  7. 社会福祉法人陽光福祉会エコー療育園(宮城県仙台市)
  8. NPO法人自閉症ピアリングセンター ここねっと(宮城県仙台市)
  9. 社会福祉法人静和会 特別養護老人ホームみやま荘 (宮城県亘理郡山元町)
  10. 社会福祉法人愛泉会 かむり学園 (宮城県仙台市)
  11. 社会福祉法人豊心会大松学園(岩手県釜石市)
  12. NPO法人かまいし共生会 グループホームかみくり荘 (岩手県釜石市)
  13. 社会福祉法人愛生会 障がい者支援施設吉浜荘 (岩手県大船渡市)
  14. 特別養護老人ホーム 高寿園 (岩手県陸前高田市)
  15. 社会福祉法人光林会 ルンビニー苑 (岩手県花巻市)
  16. 社会福祉法人燦々会 あすなろホーム (岩手県陸前高田市)
  17. 社会福祉法人やまだ共生会 やまだ共生作業所 (岩手県下閉伊郡山田町)
  18. 社会福祉法人大洋会 (岩手県陸前高田市)
  19. 社会福祉法人愛育会 まちかど相談室リンク松原ホーム (岩手県陸前高田市)


全60ヵ所の修繕施設エリア

宮城県:37ヵ所(仙台市14ヵ所、白石市2ヵ所、気仙沼市4ヵ所、登米市1ヵ所、東松島市1ヵ所、名取市4ヵ所、栗原市1ヵ所、石巻市2ヵ所、塩釜市1ヵ所、山元町2ヵ所、南三陸町2ヵ所、蔵王町1ヵ所、丸森町1ヵ所、柴田町1ヵ所)
岩手県:23ヵ所(大船渡市4ヵ所、陸前高田市5ヵ所、釜石市6ヵ所、花巻市1ヵ所、大槌町2ヵ所、山田町2ヵ所、宮古市1ヵ所、田野畑村2ヵ所)
この活動は、ジャパン・プラットフォーム(JPF)の助成に加え、皆さまからのご支援受けて行っています。今後も、宮城県、岩手県の被災地域において、各県の福祉課、社会福祉協議会や関連するネットワーク団体と調整の上、障害者施設および高齢者施設の修繕を実施していきます。

6.車両の提供

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岩手県釜石市の地域障がい者就業・生活支援センター「キックオフ」にワゴン車をお届けしました(2011年8月23日)

福祉施設を利用する方々が移動するために必須の手段である車両を提供しています。これまでに、以下の7ヵ所の施設に車両をお届けしました。

  1. 社会福祉法人洗心会のぞみ福祉作業所(宮城県南三陸町) ワゴン車1台
  2. 特定非営利活動法人ハックの家(岩手県) 軽自動車1台
  3. 社会福祉法人石巻祥心会 障害福祉サービス事業所 くじらのしっぽ(宮城県石巻市) 送迎用車両1台
  4. 障がい者就業・生活支援センター「キックオフ」 軽自動車1台(岩手県釜石市)
  5. ワークハウスアトリエSUN ワゴン車1台 (岩手県宮古市)
  6. 山崎タクシー 介護タクシー1台 (岩手県下閉伊郡山田町)
  7. ひかみの園 コンパクトカー1台 (岩手県陸前高田市)

この活動は、アクセンチュア株式会社、東京美術倶楽部、JTI Foundation、ニューヨーク日本商工会議所(JCCI)のご協力により行っています。

7.コンテナハウスプロジェクト

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女川コンテナ村商店街。今後は集客が課題です(2011年8月15日 宮城県牡鹿郡女川町)

難民を助ける会では、国際ジャーナリストの菅原出氏を発起人として、組み立て式で設置の容易なコンテナハウスを被災地に送るプロジェクトを行っています。これまで宮城県牡鹿郡女川町に30棟を設置し、住居や店舗として活用されています。

8.「手作りトートバッグで被災地を応援しよう」プロジェクト

被災地の避難所や高齢者施設からの声を受け、手作りのトートバッグを募集しました。5月20日の締切までに、国内外から約5,000枚もの手作りバッグが届きました。難民を助ける会のメインキャラクター「サニーちゃん」のぬいぐるみストラップを、ボランティアがバッグに一つひとつ取りつけ、被災地の高齢者の方々を中心に順次配付を行っています。被災地からは、手作りのバッグはもちろん、バッグの中に入った応援メッセージに感激したとの声が寄せられています。

9.楽器の寄贈

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寄贈した楽器を手に喜ぶ釜石東中学校吹奏楽部の皆さん(左は難民を助ける会会長の柳瀬房子、中央は同特別顧問の吹浦忠正))(2011年6月6日)

難民を助ける会では、姉妹団体である社会福祉法人さぽうと21と共催で、5月20日に東京オペラシティコンサートホールで被災地支援のチャリティコンサート「故郷」を、8月5日には仙台市青年文化センター(宮城県仙台市)にて「心のコンサート<希望>」を開催しました。コンサートの収益とご寄付により、これまでに以下へ49種類227点の楽器(3,500万円相当)を寄贈しました。

  1. 岩手県立高田高校
  2. 岩手県陸前高田市立高田小学校
  3. 岩手県釜石市立釜石東中学校
  4. 宮城県石巻市立渡波中学校
  5. 宮城県石巻市立湊中学校
  6. 宮城県石巻好文館高校
  7. 岩手県野田村立野田中学校
  8. 宮城県石巻地区吹奏楽連盟
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ピアノが届いて大喜びの子どもたち(2011年8月31日 宮城県石巻市のアリス保育園にて)

また、東京交通会館と山野楽器株式会社のご支援により、7月11日から7月31日までに電子ピアノ、アンプ、マイク各8台ほかを、宮城県内の以下の保育園にお届けしました。

  1. 階上保育所(気仙沼市)
  2. 鹿折保育所(気仙沼市)
  3. 志津川保育所(本吉郡南三陸町)
  4. 伊里前保育所(本吉郡南三陸町)
  5. 亘理保育所(亘理郡亘理町)
  6. 赤井南保育所(東松島市)
  7. アリス保育園(石巻市)
  8. 吉浜保育所(石巻市)
  9. 荻浜保育所(石巻市)

10.福島県相馬市の子どもたちの精神的ケア(福島県相馬市)

相馬市内の被災小中学校や幼稚園児の精神的ケアを目的に相馬市の呼びかけで結成されたNPO法人「相馬フォロアーチーム」を支援しています。
相馬フォロアーチームは、臨床心理士、精神保健福祉士、保健師を含む計6名で構成されており、相馬市内の被災小中学校および幼稚園で、生徒・児童および保護者への精神的なケアを行っています。夏休み期間中は学校での相談日を減らし、代わりに仮設住宅の集会場でカウンセリングを行いました。強度のストレス反応を示す児童生徒は多くありませんが、頭痛、腹痛、吐き気などの身体症状を訴える子どももおり、今後も継続して活動を行います。

11.「被災地へ温泉を運ぼう」プロジェクト(終了)

難民を助ける会では、万葉倶楽部株式会社(神奈川県横浜市)や株式会社アセンディア(東京都品川区)などとの共同で「被災地へ温泉を運ぼうプロジェクト」を実施。初回の4月9日には神奈川県の湯河原温泉にご協力いただき、宮城県東松島市の避難所となっている矢本第一中学校、赤井市民センター、牛網小学校、浅井公民館の4ヵ所に配湯し、被災者の方々に温泉をご提供しました。4月12日からは宮城県の鬼首温泉のご協力で、東松島市の矢本一中(移転先が2箇所に分散)、牛網コミュニティーセンター、赤井市民センター、浅 井公民館、宮戸小学校と、石巻市の石巻祥心会の計6ヵ所に対して日曜日を除く毎日配湯され、1日500~600人の被災者の方々が入浴しました。当プロジェクトは、5月末で終了しました。

12.巡回バスの運行(終了)

難民を助ける会では大型バスが通行できなくなった宮城県石巻市牡鹿半島で、被災された方々の交通の便を確保するため、萩浜地区で1日2便、鮎川地区で1日1便、小型車両による巡回バスを運行しています。4月10日からこれまでに、荻浜地区ではのべ530人、鮎川地区ではのべ220人の方にご利用いただきました。交通網の復旧作業が進み、震災前の運行車両が通行可能となったため、当プロジェクトは6月4日に終了しました。

13.福島県南相馬市への給食支援(終了)

福島県南相馬市では、福島第一原子力発電所の災害以降、原発から30km圏内(原町区、小高区)に住む小中学生は30km圏外の鹿島区の学校へバスで通学して授業を受けています。このため鹿島区では生徒・児童数が増加し、また地元の新鮮な野菜の調達が難しくなったため、十分な給食を供給することができなくなりました。そこで難民を助ける会では南相馬市の教育委員会と協力し、鹿島区に通う生徒・児童(約2,800名)を対象に、学校給食用に「野菜ジュース」と「お米」を提供しました。7月1日から22日まで、野菜ジュースは全生徒・児童に週2回提供、お米は毎日の給食に使用する計2トンを支援しました。

※支援活動にあたっては、企業や団体、学校、個人の皆さまからのご寄付や物資のご提供などのご協力、およびジャパンプラットフォーム(JPF) からの助成を得て行っています。すべての方々をご紹介することができませんが、何卒ご容赦ください。皆さまのあたたかいご協力に心より感謝申し上げます。

緊急募金にご協力ください

皆さまのお気持ちを、被災された方々に確実にお届けします。どうぞご協力をお願いいたします。

郵便振替: 00100-9-600 加入者名: 難民を助ける会
*通信欄に「東日本大震災」とご記入ください。*領収証が必要な方はその旨お書きください。

最新情報はTwitter、メールマガジンでもお知らせしています

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