活動ニュース

アフガニスタン難民、パキスタン国内避難民の生活環境を改善しています

2011年09月30日  パキスタン緊急支援
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パキスタンで厳しい生活を送るアフガン難民

パキスタンのハイバル・パフトゥンハー州ノウシェラ郡

パキスタンには、現在約190万人のアフガニスタン難民が生活しています。人口3,000万人のアフガニスタンですが、戦禍を避け難民として国外に逃れた人々は約300万人。最大の受け入れ国となっているパキスタンの中でも北西部に位置するハイバル・パフトゥンハー州には、多くのアフガニスタン難民が生活しています。また、パキスタン国内で続く政府と反政府組織との戦闘を避けて逃れて来る国内避難民も多くいます。その多くは仕事もなく、インフラの整っていない難民キャンプやその周辺で厳しい生活を余儀なくされています。

当会はハイバル・パフトゥンハー州ノウシェラ郡において、こうした人々の生活環境の改善のため、教育支援、水衛生支援、医療支援を実施しています。

難民・国内避難民の方々へ医療支援や職員研修を行っています

血液分析装置を囲む病院スタッフたち

当会が派遣したアニス医師(右端)が血液分析装置の使い方を病院の医師・検査技師に説明(8月15日ノウシェラ郡中央病院)

このうち、医療支援では、難民・国内避難民の方々が利用する郡内の3ヵ所の病院に基礎医療機材を提供しています。支援先の病院は、機材の不足および老朽化により検査や診察ができず、患者へ適切なサービスを提供できない状況にありました。この状況を改善するべく、これらの医療施設に、心電図機器や聴診器など、とりわけ緊急度の高い診療機材を提供し、使用方法などのトレーニングを病院職員へ行っています。

超音波診断器を確認する医師と駐在員の松本理恵

パビ救急病院へ産婦人科で使う超音波診断器を届ける駐在員の松本理恵(左から2人目)

8月25日に、支援先の一つであるパビ救急病院に超音波診断器、血圧計、肺活量計を届け、難民を助ける会の医療専門家が同病院の医師・看護師に使い方やメンテナンスの方法を伝えました。パキスタンでは男性医師による女性患者の診察は避けられる傾向にあるため、男性医師に加えて、女性の看護師へも使い方を指導しました。

今後も、アフガニスタン難民を含む地域住民が適切な医療を受けることができるよう、引き続きX線機器などの機材を供与していく予定です。

※この活動は、皆さまからのあたたかいご寄付と、ジャパン・プラットフォームの助成を受けて行っています。

【報告者】 記事掲載時のプロフィールです

イスラマバード事務所駐在 松本 理恵

大学卒業後、旅行会社勤務を経て、2004年4月より難民を助ける会へ。東京事務所においてアフガニスタン、タジキスタン、カンボジアなどでの障害者支援活動を担当。また、スマトラ、ハイチなど各地で緊急支援に従事。2010年12月よりパキスタン駐在

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