活動ニュース

東日本大震災:被災した子どもたちにぬいぐるみや楽器を届けました

2011年10月05日  日本緊急支援
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子どもたちにぬいぐるみやタオルを届けました

難民を助ける会は6月から8月にかけて、東日本大震災被災地の子どもたちにぬいぐるみとタオルを届けました。配布先は宮城県と岩手県にある障害のある子どもたちのための施設や、避難所、保育園などです。

荒浜保育園で集合写真

宮城県の荒浜保育所で、お気に入りのぬいぐるみを抱いて記念撮影。最後列右端は難民を助ける会の小川祐子(7月28日)

ぬいぐるみを手に大喜びの子どもたち

岩手県大船渡市の赤崎保育園で。子どもたちはぬいぐるみに大歓声。「ありがとう」の大合唱でした(7月6日)

ぬいぐるみを抱きしめる子どもたち-荒浜保育所(宮城県亘理郡亘理町)

ぬいぐるみに手を伸ばす子どもたち

ぬいぐるみとタオルを見て、子どもたちが駆け寄ってきました

荒浜保育所は、宮城県亘理町の阿武隈川河口近くに位置していました。しかし津波により建物が損壊したため、現在は、被害のなかった亘理保育所の一室と、その隣に設置された仮設の建物を利用して活動しています。本格的に保育を再開できたのはようやく7月11日になってからだったそうです。職員の方は、「震災当日は近くの中学校の3階に避難したものの、押し寄せる津波に死ぬかもしれないとの思いもよぎった」とおっしゃっていました。子どもたち、職員の方々全員が、なんとか無事に避難できたのはなによりでした。7月28日にぬいぐるみとタオルをお届けにあがったところ、子どもたちは箱の中を次々と覗き込み、気に入ったぬいぐるみやタオルをしっかり抱きしめて放しませんでした。

目を輝かせて受け取ってくれました-児童デイサービス「めぐみ」(宮城県仙台市若林区)

タオルとぬいぐるみを持って記念撮影

児童デイサービス「めぐみ」にて。タオルを持ってポーズ。後列右端は難民を助ける会の國久容子(6月22日)

児童デイサービス「めぐみ」は、自閉症の子どもたちを支援するNPO法人の施設です。子どもたちの多くは、学校では特別支援学級に通っています。全国の皆さまが作ってくださったトートバッグに、ぬいぐるみとタオルを入れてお届けしました。難民を助ける会スタッフが施設職員の方とともに子どもたちひとりひとりに手渡す際、みんな自分の順番が来るのを、目を輝かせて待っていました。子どもたちは受け取ったぬいぐるみでさっそく遊び始めたり、タオルを遊び道具にして、大喜びでした。

楽しい保育園を取り戻すために-ピアノをお届け

ピアノを囲んで歌う子どもたち

電子ピアノの伴奏で元気に歌う子どもたち。アリス保育園にて(8月30日)

7月には、電子ピアノ、アンプ、マイク各8台を、宮城県内の合計9ヵ所の保育園にお届けしました。宮城県石巻市のアリス保育園には、7月の参観日に合わせて電子ピアノをお届けしました。職員の方々は、保護者の方に子どもたちの楽しそうな姿を見せることができたと、喜んでくださいました。お届けした各園で、毎日の保育に活用していただいています。

配付先の保育園の中には、園児、職員の全員が身近な人を失くしているところもありました。スタッフが配付に行くと子どもたちは元気に迎えてくれますが、多くの子どもたちが、保育園にいるときに震災を体験し、辛い思いをしています。今回楽器やぬいぐるみを届けたことで、保育園は再び、おもちゃで遊びピアノで歌う場になりました。楽しい保育園は、子どもたちが日常を取り戻すための大きな支えとなることでしょう。

難民を助ける会は、今後とも被災地の皆さまが少しでも元気に過ごせるよう支援活動を続けてまいります。

※この活動は株式会社東京交通会館と株式会社メルローズからのご寄付により実施し、ぬいぐるみはウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社ディズニー・ストア・ジャパン、タオルは株式会社タオル美術館にご協力をいただきました。楽器類は山野楽器株式会社にご協力いただきました。

【報告者】 記事掲載時のプロフィールです

東京事務所 小川 祐子

2008年12月より東京事務局で広報・支援者サービスを担当。大学、大学院で国際法を専攻。公務員として6年勤務後、難民を助ける会へ。(東京都出身)

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