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ネパール地震緊急支援:支援の届かない山間部への物資配付を準備

2015年05月03日  ネパール緊急支援
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AAR Japan[難民を助ける会]の緊急支援チーム第1陣(岡山典靖、柿澤福郎)は、ネパール大地震の被災者支援のため、4月29日(水)より現地で活動しています。

調査では、ゴルカ郡やシンドゥパルチョーク郡などの山間部の被害が壊滅的で、交通の便の悪さから支援も遅れていることが判明。AARではこうした地域での緊急物資の配付を決定し、現在は物資の調達や輸送の手配をしています。

現地の最新状況をご報告します。

支援の届かない山間地域

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支援物資の調達のため、店舗をまわって調査するるAARの柿澤福郎(左)(2015年5月1日、カトマンズ)

カトマンズ市内は少しずつ電気が復旧し、商店も再開、空地にテントを張って寝泊まりする方も徐々に減ってきています。しかし、25日の地震の際には家が倒壊を免れたという方でも、その古さから余震による倒壊を恐れ、今も屋外で暮らす方が多く残っています。

山間部の状況はさらに深刻です。9割以上の家屋が倒壊したゴルカ郡では、舗装された幹線道路沿いにある村や、郡庁所在地には避難用のテントや食料などが少しずつ届き始めています。しかしそこから離れた村々は車両が通れないため、調査に来る人はいても、実際の支援はほとんど入っていません。2日にはマグニチュード5の余震もあり、時折雨も降るなか、非常に厳しい状況が続いています。

AARはこれまで、地元行政や、国連や他のNGOなどとも協力しながら、被災状況とニーズの調査を行い、それに基づき物資の調達や輸送の手配を始めています。今日5月3日(日)には第2陣として、古川千晶と松本夏季の2名がカトマンズに到着し、チームに合流します。明日4日(月)にはゴルカ郡で物資配付を実施するとともに、本格的な配付活動に向けた最終調整を行う予定です。

地震の発生から1週間が経ち、各国政府やNGOを含む国際機関などから多くの支援が寄せられているものの、被害が甚大なことからまだまだ足りていないのが実情です。どうか皆さまの引き続きのご支援を、何卒お願いいたします。

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空き地に張ったテントで避難生活を送る親子。屋根部分をビニールシートで覆っただけで、地べたに直接座っていた(2015年5月1日、カトマンズ)

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ネパールに駐在経験のあるAAR岡山典靖(右)。現地スタッフと共にネパール語で市場調査を行った(2015年5月1日、カトマンズ)

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避難者のためのキャンプとして使われている運動場。ビニールシートを張っただけの簡単な造りが多い(2015年5月1日、カトマンズ)

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カトマンズの旧市街は古い建物が多く、25日の地震では家屋の倒壊が免れた家庭でも、余震が続くなか不安は消えない(2015年5月1日)

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カトマンズの旧市街で元気に遊ぶ子どもたち(2015年5月1日、カトマンズ)

※この活動は、皆さまからのあたたかいご支援に加え、ジャパン・プラットフォーム(JPF)の助成を受けて実施しています。

緊急募金にご協力ください

どうぞご協力をお願いいたします。

郵便振替: 00100-9-600 加入者名: 難民を助ける会
  • 通信欄に「ネパール」とご記入ください。
  • 領収証が必要な方はその旨お書きください。

最新情報はTwitter、メールマガジンでもお知らせしています

【報告者】 記事掲載時のプロフィールです

 岡山 典靖(おかやま のりやす)

2004年6月よりAARのラオス駐在員として障がい者支援に従事。2013年フィリピン台風、2011年カンボジア水害などの緊急支援にも従事。前職でネパールでの駐在経験を持つ。48歳、愛知県出身。

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