活動ニュース

台風19号 被災者支援:宮城県丸森町で炊き出しと支援物資の配付

2019年10月17日  日本緊急支援
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10月15日と10月16日、AARの緊急支援チームは宮城県丸森町で炊き出しと支援物資の配布を行いました。
丸森町では、阿武隈川の決壊により10月16日の時点で、死者5名、行方不明5名、150ヵ所の土砂崩れ、道路の決壊や冠水など甚大な被害をもたらし、今も避難者は300人を超えています(丸森町発表)。また、3,448戸が断水しています(内閣府非常災害対策本部発表)。

調理台の上には多数の紙製のお椀がならぶ。横には大きな鍋があり炊き出しの具材が入っている。調理台の周りにはスタッフが5人いて準備をしている

AAR緊急支援チームの大原真一郎(左端)と、NPO法人ピースプロジェクトのスタッフなどが、炊き出しの準備をしています(2019年10月15日)

10月15日は、NPO法人ピースプロジェクトとともに、丸森まちづくりセンター、丸森小学校、舘矢間小学校で炊き出しを行い、合計250食分のソーメン入りの芋煮汁を提供しました。被災された方は「あったかい汁ものは嬉しいです」と話していました。

矢島園長が支援物資のシートを手に持っている

丸森たんぽぽ子ども園の矢島園長。衛生面を配慮した物資を提供しました(2019年10月16日)

10月16日には、丸森町の保健福祉課地域包括支援班や福祉施設などを訪問し、被災状況の調査と物資の配付をしました。170名の園児が通う丸森たんぽぽ子ども園では、職員の方が水浸して使えなくなった物品の整理をしていました。矢島園長は「今は閉園しています。断水のため、トイレの使用や洗濯、給食の提供などができずに困っています。衛生面も心配で、いつから再開するか悩んでいます」「泥水が乾いたあとに飛散する土埃で、二次感染が起きないか心配です」と状況を話してくださいました。そこで、AARはアルコール消毒や体を拭くためのタオルを提供しました。今後も連絡を取り合っていく予定です。

おむつやマウスウォッシュなどの支援物資が卓上に並んでいる

丸森町で配付をした物資(2019年10月16日)

丸森たんぽぽ子ども園のほかにも、断水による衛生面への影響を考え、水、マウスウォッシュ、うがい薬、水のいらないシャンプー、アルコール消毒、体を拭くため大判ウェットティッシュ、大人用・子ども用おむつ、生理用品などを、福祉施設などのニーズに合わせて配付しました。
また、同日は福島県相馬市内の福祉施設や市役所をまわり、状況の調査も行いました。

引き続き、調査を続け、必要とされる物資を届けてまいります。

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(トクヒ)ナンミンオタスケルカイ

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