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アフガニスタン:洪水被災地でテントや毛布を緊急配付

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アフガニスタン中部および東部の11県で8月下旬、局地的な洪水や鉄砲水が発生し、多数の被災者が出ました。そのうちAAR Japan[難民を助ける会]が長年活動している首都カブール北方のパルワーン県は、最も甚大な被害を受けたことから、緊急支援物資の配付などの緊急支援を実施しました。AARカブール事務所から報告します。

AARの活動地、アフガニスタン・パルワン県。右上の「拡大地図を表示」すると縮尺を自由に変更できます

今回の緊急支援では、鉄砲水の発生後すぐに現地職員が被災地に入り、現場の状況を把握するとともに、被災者からどのような支援が必要なのか聞き取り調査を行いました。そのうえで、被災した105世帯のうち、家屋が崩壊した世帯、負傷した方がいる世帯、障がい者がいる世帯、一家の稼ぎ手をなくした世帯といった最も脆弱な立場にある50世帯を対象に物資配付を行うことにしました。配付する物資はパルワーン県当局と協議し、各世帯に毛布2枚、プラスチックシート1枚、テント1張、充電式ランプ1台、サンダル5セットとしました。

大きな土砂が地面にいくつも広がっている その周りを数人が囲み、茫然としている

洪水で破壊された家屋(2020年9月上旬、パルワーン県チャリカル市)

両手に杖のような補助具を手にする男性に、AAR職員2名がペンと紙を手に話を聞いている

被災した障がい者から話を聞くAAR職員(右側2人)(2020年9月上旬、パルワーン県チャリカル市)

首都カブールで物資を調達した後、9月14日に現地で配付を行いました。配付に際してはパルワーン県知事が視察に訪れ、当会の支援に対する謝意が伝えられました。支援物資を受け取りに来た被災者の中には、女性や障がいのある方もいて、手助けが必要な場合はAAR職員が荷物を担いで自宅まで届けました。

男性2人が毛布などの支援物資を運びやすくまとめている 男性2人の後方には多くの支援物資が積み上がっている

AARアフガニスタン事務所で配付物資を準備するAAR職員たち

シートや布をもとに作った小さなテントの中に、数人が避難している

AARの支援で崩壊した家屋跡に設置されたテント

被災者の方から日本の支援に多くの感謝の声が寄せられています。

子ども4人と含めた7人がテントのなかで静かに座っている 家財道具などはなく、途方に暮れた様子がうかがえる

AARが提供したテントで過ごすテラさん(右奥)と妻、4人の子どもたち。残りの子どもたちは親戚の家に引き取ってもらっている(左端はAAR職員)(2020年9月14日パルワーン県チャリカル市)

テラ・ムハンマドさん(男性)
「平凡ながら家族10人で幸せな生活を送っていました。しかし、真夜中に洪水が起きて末娘が流され、翌朝、数キロ離れた瓦礫の下から遺体が見つかりました。私は自分のすべてを失ったように感じました。家の跡には石と土だけが残されています。私たちは今、多くの助けを必要としており、AARの支援に深く感謝しています。どうか今後もその支援の手を広げてください。私たちのことを忘れないでください」

ラジアさん(女性)
「夫が病気で働けなくなり、私が工場の掃除をして生活費と夫の治療費を稼ぐとともに、12歳、13歳の息子たちも働いています。今回の鉄砲水では家族全員一命を取り留めましたが、家は壊され、家財道具は流されてしまいました。住む所を失い、おカネもなく途方に暮れていた時、AARが手を差し伸べてくれました。今後も何とか支援していただけるとありがたいです」

AARスタッフがペンと紙を手に話を聞いている

被災したファリダさん(右)に聞き取り調査するAAR職員フィールド調整員(2020年9月14日パルワーン県チャリカル市)

ファリダさん(女性)
「夫は鉄砲水で亡くなり、私は娘3人と息子1人と残されました。鉄砲水が来た時は家族全員眠っていて、鉄砲水を知らせる兵士の銃声で跳び起きましたが、夫だけ流されてしまいました。何もかも失って住む所もなく、夜はAARからもらったテントの下で毛布にくるまって眠っています。もっと多くの支援を世界中から届くと良いのですが、偉大なるアラーが助けてくれるまで忍耐強く待つしかありません」

AAR Japanは日本国内や世界各地で発生する自然災害に迅速に対応し、「困った時はお互いさま」の基本精神のもと、最も脆弱な立場に置かれた方々への支援を実施しています。今後ともAARの人道支援活動へのご理解・ご協力をよろしくお願い申し上げます。

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特定非営利活動法人 難民を助ける会
(トクヒ)ナンミンオタスケルカイ

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