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東日本大震災10年シンポジウムを開催しました

2021年03月03日  日本
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AAR Japan[難民を助ける会]は2月27日、東日本大震災から10年を迎えるのを前に、オンラインシンポジウム「震災から10年 一人ひとりが願う未来の実現に向けて」を開催しました。被災地の方々が望む「これから」のために私たちに何ができるのか、全国から参加した約100名の皆さんとともに考える充実した2時間となりました。

シンポジウムの冒頭では、AAR理事長の長有紀枝が「東日本大震災と『人間の安全保障』」と題して基調講演。東日本大震災で高齢者や障がい者など社会的弱者に被害が集中したことをデータに基づいて説明したうえで、震災から得られた教訓を未来に生かすことの重要性を「人間の安全保障」の観点から論じました。(参考:長有紀枝著「入門 人間の安全保障」

長有紀枝が講演している

AAR理事長の長有紀枝


AAR支援事業部マネージャーの野際紗綾子の10年間の活動報告に続いて、ゲストの小山貴氏(社会福祉法人ひまわり会すてっぷ施設長)、及川志保氏(一般社団法人日本産業カウンセラー協会東北支部養成講座部部長)、舘岡恵氏(西会津ワクワク子ども塾参加者)にそれぞれ、岩手、宮城、福島から現地の実情をお話しいただきました。

4名の顔が並んで映された画像

左上:小山貴氏、右上:及川志保氏、左下:舘岡恵氏、右下:AARの野際紗綾子


パネルディスカッションでは、「どのような未来を望むか」をテーマに、それぞれの地域で暮らす障がい者・地域の人々・子どもたちが抱える課題や、震災の教訓をどのように未来に生かすかなどを論議。震災からの復興に留まらず、より良い地域を創出するために「地域のつながりが重要になる」ことを改めて確認しました。

震災から10年、メディアではひとつの区切りとして伝えられますが、今回のシンポジウムでは、支援が必要な状況がまだまだ続いていることが浮き彫りになりました。AARは被災地の状況の変化に応じて、必要とされる支援活動を今後も続けてまいります。皆さまの温かいご支援をお願い申し上げます。

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