10月22日（月） シリア避難民支援活動報告会を開催します

テントで暮らすシリア避難民に物資を届ける大西清人（トルコ、ハタイ県、2012年10月10日）

戦闘が激しさを増すシリアからは、約96,000人がトルコの避難民キャンプに逃れてきています。しかしこれ以外にも、キャンプに入ることを避けて親戚宅やテントで暮らすシリア避難民が数千人から数万人いると言われており、公的な支援の無い状態で苦しい生活を余儀なくされています。

AAR Japan［難民を助ける会］の大西清人と川畑嘉文は、9月26日からトルコに入り、アクチャカレ、ジェイランプナル、キリスなど、各地の避難民キャンプおよび市内や近郊の村々を訪問して調査を開始しました。10月9日からは、トルコ南部のハタイ県で、キャンプ外に暮らすシリア避難民を対象に、食料と生活必需品の配付を進めています。

10月22日（月）、現地から帰国するメンバーによる報告会を実施します。緊張が高まるシリア・トルコ国境付近の状況や、AARの支援活動、今後の課題などについてご報告します。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

AARのシリア避難民支援活動についてはこちらをご覧ください。

• 活動ニュース

AAR Japan 事務局次長。1989年から2年間、在トルコ日本国大使館に勤務。2004年から2年間、アフガニスタンに駐在し、地雷対策活動に従事。パキスタン大地震 （2005）、レバノン空爆（2006）、フィリピン台風（2009）、パキスタン洪水（2010）、ハイチ大地震（2010）、トルコ地震（2011） で緊急支援を担当（広島県出身）