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キラーロボット(殺傷ロボット)に関する国際会議にAARスタッフも参加します

2014年05月08日  プレスリリース啓発
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国際条約による殺傷ロボットの規制に向けて

キラーロボット(殺傷ロボット)とは、自律的に周囲の状況を判断して標的を決定し、攻撃を行う兵器のことです。今はまだ開発途上の段階ですが、実用化されれば、人間の判断なしにロボットが標的を攻撃し、命を奪うことが可能になります。無人機の導入はすでに各国で進んでいますが、これまでの兵器は全て攻撃までの過程に人間の判断や操作が必要でした。攻撃までを独自の判断で行う殺傷ロボットは、技術的には10数年以内に可能になるとも言われており、誕生前に禁止を求める国際世論が高まっています。

2014年5月13日から16日にかけてスイスのジュネーヴで開催される「特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)」政府専門家会合では、殺傷ロボットの問題について政府やNGOの間で議論されます。「殺傷ロボット反対キャンペーン(Campaign to Stop Killer Robots)」の一員として、AARからも理事長の長有紀枝と広報担当の松本夏季がこの会議に参加します。今回の会議では軍事や法律、人道、倫理の面から殺傷ロボットの問題点が話し合われ、今年11月のCCW締約国会議で正式議題とするか検討します。殺傷ロボットがテーマとなる初めての国際会議であり、国際条約であるCCWによる殺傷ロボットの規制に向けて、大きな意味を持つ会議です。

「殺傷ロボット反対キャンペーン」とAARの関わり

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キラーロボットの問題について訴える、ロボット兵器専門家のピーター・アサロ博士。右はAAR理事長の長有紀枝(2013年11月8日)

「殺傷ロボット反対キャンペーン」は、2013年4月に殺傷ロボットの問題に関心を持つNGOの世界的な集まりとして発足し、現在24ヵ国から51団体が参加しています(2014年4月19日時点)。 AARは殺傷ロボットが使用されることは、国際人道法および国際人権法に照らして違法であると考え、発足当初からこのキャンペーンの運営委員を務めています。これまで、国際会議への出席や国内での啓発活動などさまざまな活動を展開してきました。2013年11月8日には、ロボット兵器の専門家であるピーター・アサロ博士(キャンペーン技術専門家)を招いて東京で講演会を開催し、殺傷ロボットの問題について広く訴えました。

※特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)とは、非人道的な兵器の使用禁止や制限を目指す条約で、日本を含む117ヵ国(2014年5月2日現在)が参加しています。本体条約と、個別の通常兵器について規制する5つの附属議定書からなり、X線で検出不可能な破片を利用する兵器、地雷とブービートラップ、焼夷兵器、失明をもたらすレーザー兵器、不発弾について使用が規制されています。

【このプレスリリースに関するお問い合わせ】

担当:松本
TEL:03-5423-4511
FAX:03-5423-4450

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