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パキスタン洪水被災者支援:支援物資の配付が完了しました

2011年03月04日  パキスタン緊急支援
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物資を受け取った被災者の方々と、東京事務局の川邉安行

マットレスと敷物を受け取って笑顔の村人と、東京事務局の川邉安行(左から2番目)(2月15日)

難民を助ける会では、昨年8月に洪水に見舞われたパキスタン北西部のノウシェラ郡において、支援活動を続けています。昨年12月から、家を失った被災者が暖かく冬を過ごせるよう、冬物の毛布などを配付しています。今年の2月24日までにおよそ1,930世帯に対して、毛布・ショール・現地の伝統的な掛け布団を配付しました。

2月からは、マットレスと現地の伝統的な敷物を被災者に配付しています。冬には氷点下になることもあるノウシェラ郡では、自宅が再建できずにテントで暮らしていたり、家財道具が泥水に浸かって使えなくなってしまった方が多くいます。そんな環境の中で、被災者の方々が暖かく過ごせるよう、また、硬い地面や湿った布団の上で眠って健康を損ねることのないよう、マットレスや敷物はとても重要です。

2月6日と7日にガリモミン村、10日と11日にキャンプコロナ村、14日と15日にはデリミアイサーク村、そして24日にアリモハマド村で、合計およそ1,930世帯に対して、マットレスと敷物の配付を行いました。集まった人々のなかには難民を助ける会が前回配付したショールを身にまとっている人も見られました。配付している衣類やマットレスが、少しでも暖かく冬を過ごすのに役立てばと願っています。

今後は、洪水で被災したノウシェラ郡の学校が本格的に授業を再開できるよう、支援を行います。現在、水に浸かってカビの生えてしまった校舎の壁を塗り直す作業などを進めています。

※この活動は、皆さまからのあたたかいご寄付と、ジャパン・プラットフォームの助成を受けて行っています。

駐在員の松本と、子どもを抱いたビビさん

駐在員の松本理恵(左)と、生後3ヵ月の息子を抱いたミサル・ビビさん。洪水後に夫を病気で亡くし、一人で5人の家族を養っている(2月24日)

マットレスとござを背に、カーン君とサナウラ君

兄の代わりに物資を受け取りにきたアリフ・カーン君(14歳・左)と甥のサナウラ君。カーン君は前回難民を助ける会が配ったショールを早速身にまとっています(2月6日)

被災地の様子。テントが並んでいる

デリミアイサーク村にて。今も多くの人がテントでの暮らしを強いられている(2月15日)

受け取ったマットレスを頭上に載せて運ぶ男性

あいにくの悪天候でしたが、皆うれしそうに物資を受け取っていきました(2月7日)

笑顔でござを運ぶ少年

支援物資を笑顔で持ち帰る少年(2月10日)

配付を手伝ってくれた現地のボランティアさん2人

多くの村人がボランティアとして配付や運搬を手伝ってくれました(2月10日)

【報告者】 記事掲載時のプロフィールです

東京事務局 広谷 樹里

2010年10月より東京事務局にてパキスタン事業を担当。大学卒業後、アフリカでNGOのインターンとして活動。民間会社勤務を経て、2008年より難民を助ける会で広報を担当。フィリピン台風被災者支援(2009)、パキスタン洪水被災者支援(2010)に従事。

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