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ネパール地震緊急支援:地震の爪跡がそのまま残る山頂の村

2015年05月15日  ネパール緊急支援
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5月18日(月) ネパール大地震緊急報告会を行います

山道を越え、川の中を進んで支援物資の配付会場へ

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支援物資の配付の列に並ぶタサルプー村8区の女性たち。待ち続けた支援でした。

山間部のダーディン郡タサルプー村での活動を続けています。14日には、村の中でも特に奥地にある、2区と8区の計308世帯に支援物資を配付しました。

まず首都カトマンズから3時間ほどの山の麓まで4トントラック4台で物資を運び、河原でトラクター5台に荷物を移し替え、川の中を進みます。2日前の強い余震を受け、地元の運転手と検討し、山道よりも安全な経路と判断しました。1時間ほど川を行った低地が、今回の配付会場です。

5月14日の配付内容

配付場所:ダーディン郡タサルプー村2区、8区

世帯数:308世帯

配付したもの:

【食料】2週間分の米、ダール(豆)、塩、調理用油、香辛料(マサラ、ターメリック)

【生活用品】バケツ、蚊帳2張、床敷用のマット

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支援物資をトラックからトラクターに積み替え、1時間ほど川を進みます。トラクターの持ち主は、AARの活動にかかった燃料代や労賃などを決して受け取ろうとはしませんでした。

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8区のふもとにある広い河原を配付会場に。区役場の職員や地元の青年らに手伝ってもらいながら、食料や生活用品を手渡していきました。

「家族が安心して眠れる場所がほしい」

配付会場から村までは、狭く険しい山道を戻らなくてはなりません。被災者の方たちは配られたお米などを頭や背に担ぎ、慣れた足取りで登って行きます。1時間ほど登った場所にある8区は、ほぼすべての家屋が倒壊し、瓦礫も取り除かれていない状態でした。

車両が通れない山間部の被災地では、崩れた家屋の撤去もされず、支援物資も届かないという地域がまだまだ残されています。強い余震がこの厳しい状況に拍車をかけています。AARは今後もこうした地域に支援を届けてまいります。どうか引き続き、皆さまのご協力をお願いいたします。

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配付会場から家まで、この狭く険しい山道を子どもや女性も荷物を担いで登ります。住民の方が「すぐそこだよ」と言う自宅まで、AAR職員がたどり着くのに1時間もかかりました。

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山の上ではほぼすべての家屋が倒壊し、瓦礫の片付けもできないまま、地震直後と変わらない状態が続いていました。左はAARの松本夏季、右は古川千晶

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サノ・タカーさん(左)の家族が住んでいた家は、表側はかろうじて形を保っていますが、裏側は完全に崩れていました。

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サノ・タカーさん一家7人は今、このつぶれた納屋に寝泊まりしています。「マットや蚊帳はとてもありがたい。今はただ家族で安心して眠れる場所がほしい」と話します。

※この活動は、皆さまからのあたたかいご支援に加え、ジャパン・プラットフォーム(JPF)の助成を受けて実施しています。

緊急募金にご協力ください

どうぞご協力をお願いいたします。

郵便振替: 00100-9-600 加入者名: 難民を助ける会
  • 通信欄に「ネパール」とご記入ください。
  • 領収証が必要な方はその旨お書きください。

最新情報はTwitter、メールマガジンでもお知らせしています

【報告者】 記事掲載時のプロフィールです

東京事務局 松本 夏季(なつき)

2012年4月より東京事務局にて広報担当。大学院在学中に国際機関でインターンとして勤務し、卒業後AARへ。(東京都出身)

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