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地雷情報室4 地雷・不発弾の被害をなくすために

地雷・不発弾の恐ろしさを学ぶ―地雷回避教育

地雷や不発弾をすべて取り除くには気の遠くなるような長い時間が必要です。除去がすべて終わるまでの長い間、そこに暮らす人々は地雷の危険と隣り合わせで生活しなくてはなりません。地雷や不発弾がどのような大きさや形をしているのか知らずに鉄くずと間違えて拾ってしまい事故にあう人や、知識がないために「地雷を踏むか否かは、運次第」と思っている人もいます。
地雷や不発弾についての知識を広め、被害にあわないようにするための活動を「地雷回避教育」と呼んでいます。

このようなことを教えています

  • 地雷・不発弾はどのような色、形、大きさをしているのか?
  • どのような場所が危険なので近づいてはいけないのか?
  • 地雷・不発弾を見つけたときはどのような行動をとれば良いのか?

様々な教材を使って教えています

字の読めない人や子どもにもわかりやすいように、ポスターや映画などその地域の人たちになじみやすい方法で地雷回避教育を行っています。テレビや雑誌がほとんどない地域では、特に映画や人形劇を使った教材はとても人気が高く、大勢の人たちが関心を持って参加しています。

パンフレット(スーダン)

ポスター(スーダン)

映画(アフガニスタン)

人形劇(アンゴラ)

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被害にあった人たちのためにできること―障害者支援

地雷や不発弾によって被害を受けてしまった人々を支援することは、被害を防ぐことと同じように大切です。実際の被害者の声から、支援の大切さを考えてください。

ミン・サリンさん

ミン・サリンさん 20歳(写真をクリックすると拡大します)
畑で仕事をしているときに地雷を踏みました。地雷被害にあったとき、両親は何も言わずただ泣いていました。足を失ってからはどこにも行くことができませんでした。家は農業を営んでいるので、足のない自分はその手伝いをすることができません。「何か技術を身につけて経済的に自立すること」それが私の望みです

地雷によって身体に障害を負ってしまった人には、職業訓練や車いすの配付、リハビリテーションなどが必要です。難民を助ける会では、地雷・不発弾の被害者を支援する活動を行なっています。

職業訓練

障害のある人が技術を身につけ働けるよう、障害者のための職業訓練校を運営しています。洋裁、美容・理容など、将来自分で開業しやすい訓練コースを用意しています。

車いすの製造・配付活動

障害のある人が外出しやすくなって社会参加できるように、その人の障害や生活環境に合った車いすを製造・配付しています。

リハビリテーション

手や足などの機能を回復させるための理学療法(リハビリテーション)を行っている病院を支援しています。

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地雷・不発弾をなくすための運動

国際社会には、地雷やクラスター爆弾の製造や使用を禁止する条約があります。「対人地雷禁止条約(オタワ条約)」は1999年3月に、「クラスター爆弾禁止条約(オスロ条約)」は2010年8月に、それぞれ正式にスタート(発効)しました。
これらの条約は、対人地雷の問題に取り組んできたICBL(地雷禁止国際キャンペーン)など、数多くの団体が、様々な国々の政府と協力しながら作りました。政治家ではない、普通の人たちが、条約作りに参加したことは、当時としてはとても新しいことでした。1997年、ICBLは対人地雷廃絶への活動が評価され、ノーベル平和賞を受賞しました。

難民を助ける会は、1996年に地雷廃絶キャンペーン絵本「地雷ではなく花をください」を刊行したほか、3回にわたってNGO東京地雷会議を主催し、地雷の問題を訴えてきました。また、ICBLの一員として、対人地雷禁止条約の成立にも貢献しました。

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