トルコ

AAR Japan[難民を助ける会]はトルコ国内で、紛争の続く隣国シリアを逃れて来た難民の方々への支援を行っています。

トルコでの活動内容

シリア難民支援(2012年~現在)

AARがトルコ南東部シャンルウルファ県で運営するコミュニティセンター。センターでは、難民同士ならびに難民と地域住民との相互理解の促進を目指して、子どもや大人向けにさまざまなイベントを開催しています

AARがトルコ南東部シャンルウルファ県で運営するコミュニティセンター。センターでは、難民同士ならびに難民と地域住民との相互理解の促進を目指して、子どもや大人向けにさまざまなイベントを開催しています

2011年から続くシリアの内戦を逃れて、多くの人々が国境を越えて周辺諸国へ避難しています。トルコもその多くを受け入れており、360万人(2019年7月現在)を超えるシリア人がトルコ国内で生活しています。
AARでは、2012年9月にトルコ南部ハタイ県に調査に入り、10月より物資支援を開始しました。これまでハタイ県やキリス県で食料・生活必需品の配付や、障がい者支援、教育の場を失った子どもたちへの教育支援などを行いました。2014年10月からは、イラク・シリア地域でイスラム国家の樹立を一方的に宣言した武装組織「IS」※の攻撃を逃れて急増した難民のため、新たに緊急支援チームをシャンルウルファ県スルチュ郡に派遣し、食料や生活必需品の配付を行いました。

2014年7月以降は、シャンルウルファ県において、祖国に戻る見通しが立たずトルコに定住しつつあるシリア難民のために、コミュニティセンターを開設し、シリア人とトルコ人が交流できるようなイベントを開催しています。マルディン県では、チャイルド・フレンドリー・スペース(子どもにやさしい空間)を運営し、子どもが安心して遊び、成長する機会を提供するとともに、保護者のための子育てイベントや講座などを実施しています。

障がいのある方へ車いすや歩行器などの補助具、また理学療法士によるリハビリテーションを提供しています

障がいのある方へ車いすや歩行器などの補助具、また理学療法士によるリハビリテーションを提供しています

また、現在では3つの活動地域(シャンルウルファ県、マルディン県、イスタンブール市)において、保護者のいない子どもや障がい者など、より支援の必要性が高く、かつ行政やほかの機関から必要な支援を受けられない難民を対象に、個別のニーズに応じた支援を実施しています。特に障がいのある方には、診断結果をもとに、車いす、歩行器などの補助具や、リハビリテーションの提供などの包括的な支援を行っています。
これらの活動に加えて、今後は地域の中で難民ならびに地域住民が共に支え合って暮らしていけるようコミュニティづくりの支援を実施していきます。

※イスラム教への誤解が広がらないよう、「イスラム国」ではなく「IS」という呼称を用います。

シリア難民支援(リンク)

トルコ地震緊急支援(終了)

防寒ブーツを子どもたちに手渡す近内みゆき

防寒ブーツを子どもたちに手渡す近内みゆき(左)(2012年2月13日、バルダクチュ)

2011年10月23日、トルコ東部でマグニチュード7.2の地震が発生し、死者約640名、負傷者4,000名以上という大きな被害が出ました。AARの3名からなる緊急支援チームは10月26日にトルコに到着し、被災状況の調査を行ったのち、被害の大きかったワン県で食料や生活必需品を161世帯に配付しました。

宮崎淳さんについて(リンク)

支援活動の最中、2011年11月9日夜(現地時間)に再びトルコ東部で地震があり、職員の宮崎淳さんがホテルの倒壊に巻き込まれて亡くなりました。その後一時支援活動を休止していましたが、厳冬期を迎えた被災地では引き続き支援が必要とされていることから、12月14日に活動を再開しました。2011年末から2012年2月にかけて、支援物資を1,575世帯に配付、共同パン焼き小屋を24棟設置し、児童・園児1,052名に冬服や靴、通学かばんを配付しました。

2017年~

1月 シャンルウルファ県の東隣マルディン県において冬物衣料など越冬支援物資の配付を実施

2月 マルディンに事務所を開設

6月~ マルディンにChild Friendly Space(子どもにやさしい空間)を開設
マルディンにおいてアウトリーチ活動(情報提供・啓発活動)、個別支援を開始

11月~ イスタンブール市、シャンルウルファ県、マルディン県において、地域に根差したリハビリテーション(CBR)事業を開始

2016年

2月~ シャンルウルファにおいてアウトリーチ活動(情報提供・啓発活動)を開始

4月~ シャンルウルファにおいて個別支援を開始

10月~ イスタンブールに事務所を開設
イスタンブールにおいてアウトリーチ活動(情報提供・啓発活動)、個別支援を開始

10月 シャンルウルファにおいて家族のために働く難民の子どもを対象に児童労働の阻止・就学支援の活動を開始

2015年

1月 シャンウルファ県スルチュ郡において、シリア北部コバニ地方からの難民に、不足がちなビタミン補給のため新鮮なりんご・オレンジ・みかんを配付、この配付は春まで継続

5月 障がい者支援の一環として訪問リハビリテーションを開始

7月 シャンウルファ県市内のより必要性の高い地域へ場所を変えてコミュニティセンターを開設
   各種講座、イベント、講習会、情報提供などをより充実化

2014年

7月 トルコに定住しようとしているシリア難民のために、シャンルウルファ市にコミュニティセンターを開設

10月 武装組織「IS」の攻撃を逃れて急増した難民のため、新たに緊急支援チームを現地に派遣

2013年

2月 ハタイ県に加え、シャンルウルファ県、キリス県内のシリア難民に食料・生活必需品の配付を開始

3月 ハタイ県内の障がいのあるシリア難民へ車いす、松葉づえなどを配付。ハタイ県のシリア人学校に教材を配付し、運営を支援

11月 「スマイル・プロジェクト」第3弾として、ワン市内のシェーリバン特殊教育リハビリセンターに歩行補助具、教材、光や音の出る玩具などを供与

2012年

1月 ワンの地震被災地で、食料・生活必需品などを配付。5村に24軒のパン焼き小屋を設置。小学校でかばんと防寒具を配付。

6月 トルコ東部ワン市内の聴覚障がい児が通うドゥユシュ教育・リハビリセンターへ教材を配付。以後、「スマイル・プロジェクト」として実施

10月 キャンプ外のシリア難民に食料・生活必需品の配付を開始

11月 「スマイル・プロジェクト」第2弾として、ワン市内のタハ教育・リハビリセンターの車いすを必要とする23人の子どもたちに車いすを配付。また同センターにリハビリ用の機器を届けた

2011年

10月23日(現地時間)にトルコ東部で発生したマグニチュード7.2の地震を受け、緊急支援チームを派遣。支援活動中の11月9日にトルコ東部でマグニチュード5.7の地震が発生し、ホテルの倒壊に巻き込まれた職員の宮崎淳さんが翌10日に逝去。12月14日、緊急支援活動を再開

1999年

8月17日 トルコ北西部で発生したマグニチュード7.6の地震を受け、現地で支援活動を実施。その後9月に起きた地震に対しても職員を派遣

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