- ケニアのプレスリリース・お知らせ
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2013年05月01日
5/11・12は横浜でアフリカン・フェスタ -
2013年04月26日
ケニアの水害被災者へ緊急支援を行います
2011年に東アフリカ地域で発生した大規模な干ばつを受け、AAR Japan[難民を助ける会]はケニア北東部において緊急支援を実施、その後も繰り返す干ばつ被害に耐えうる対応力(レジリエンス)の強化のための水衛生事業などを実施しました。 また、2013年に隣国南スーダン情勢悪化による難民の流入を受け、2014年よりケニア北西部にあるカクマ難民キャンプにて緊急支援を開始しました。現在は同キャンプおよび隣接するカロベイエ難民居住地において、教育分野を中心とした難民支援を行っています。
ケニアでの活動内容
カクマ難民キャンプにおける南スーダン難民支援
難民キャンプで育った子どもたちが自分の人生を切り拓き、いずれは母国の将来のために働くことができるよう、支援を続けていきます

2015年2月に開校したビジョン中等学校。校舎の建設だけではなく、紛争のトラウマなどを抱える子どもたちが日常で直面する課題を乗り越えるためのライフスキル教育にも取り組んでいます。左端はAARの兼山優希。
カクマ難民キャンプには、隣国の南スーダンで2013年末に武力衝突が起きて以降、多くの難民が押し寄せました。その結果、カクマ難民キャンプに暮らす収容可能人数の7万人を大幅に超える約19万人まで増加しました。この人口増加に伴い、2016年にはカクマ難民キャンプから西に30kmの土地にカロベイエ難民居住区が新設されました。
AARは2014年からカクマ難民キャンプにおいて緊急支援を開始し、給水パイプラインの敷設や小児病棟の建設を実施しました。2015年7月からは中等教育の支援を進めています。中等教育校1校を新設したほか、既存校の教室や理科室の増築、教科書や理科教材の供与、ライフスキル教育、カウンセリング活動、学校設備の維持管理体制構築などを行っています。
また、カロベイエ難民居住区おいては、2016年から難民と受け入れ地域住民の社会・経済的自立と平和的共存のためのコミュニティセンターを設置し運営しています。
2017年 | 7月 トゥルカナ郡カロベイエにおけるコミュニティセンターの建設と運営管理事業を開始 12月 カクマ難民キャンプにおける青少年育成・保護事業を実施 |
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2016年 | 12月 カクマ難民キャンプにおける青少年育成・保護事業を開始 |
2015年 | 7月 カクマ難民キャンプで中等教育の支援を開始 |
2014年 | 2月 北西部のカクマ難民キャンプにて南スーダン難民支援を開始 ガリッサ県公立小学校における水衛生環境改善事業 |
2013年 | 2月 東部州ガリッサ県にて井戸の設置などの活動を開始 5月 東部州ガリッサ県にて、ケニア赤十字ガリッサ支部と協力し水害緊急支援を実施 |
2012年 | 東部州キツイ県で給水施設の整備とトイレの建設を実施 |
2011年 |
8月 緊急支援チームが現地に入り、食料など支援物資の配付を開始 |
2005年 |
スーダン南部(当時)での活動のためにナイロビに事務所を開設 |
1981年 |
リフトバレー州トゥルカナ県にて医療支援、井戸掘削などを実施 |